FT-86オープンは電動ソフトトップの4座コンバーチブル【ジュネーブモーターショー】

2013年3月5日に開幕するジュネーブモーターショーにトヨタがコンセプトカー「FT-86 Open concept」を出展することは、以前からアナウンスされていましたが、ついにフォトデビューを果たしました。

 

「FT-86 Open concept」という名前からも、スタディモデルということはわかりますが、この86をベースに製作されたコンバーチブルモデルは市販化前提であることを感じさせます。

もともとのクーペスタイルを活かして、電動開閉式ソフトトップを装備。ベースとなったトヨタ86の特徴といえるドライビングの楽しさやクルマとの一体感はそのままに、コンバーチブルモデルらしい「自然との一体感」を目指しています。

コンバーチブルモデルとしてのエレガント性については、ミラノ在住のデザイナーがカラーコーディネートを担当。高級感とスポーティさを両立するカラーが選ばれたということです。

具体的には、コントラストが際立つ明るいホワイトとネイビーブルーを配して、デザインの一体感を強調。フロアマットやシートのステッチにアクセントとしてイエローゴールドを用いることでスポーティさを表現しています。このヴィヴィッドな色は、オープン状態で印象が一変するという演出も考慮しているそうです。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる