トヨタ「MIRAI」市販開始で簡易水素供給装置が登場!

12月15日、遂に世界初の量産FCV「MIRAI」を発売したトヨタ自動車。

同社は「MIRAI」を2015年末までに国内で約400台販売予定で、米国では2017年末までに累計3,000台以上、欧州では2016年に50~100台/年の販売を見込んでいます。

TOYOTA_MIRAI

今後、欧米勢やホンダ、日産などの日本勢が導入を予定する中、トヨタも数年内に「MIRAI」に続く既存車両へのFCV展開を考えているとの噂も。

MIRAIの航続距離はカタログ値で650km(JC08モード)、エアコン使用時等の実勢値で500km前後とガソリン車並みの航続距離を誇っていますが、水素ステーションが全国にくまなく設置されるにはまだ10年以上かかるとみられています。

ネックになっているのがその設置費用で、現状では1箇所あたり4~5 億円と、一般的なガソリンスタンド(1億円以下)に比べて非常に高額。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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