スズキ「ジムニー シエラ」が横滑り防止装置を標準装備、特別仕様車も登場

軽クロカンとして高い評価を得ているジムニーのラダーフレームやボタン切り替え式パートタイム4WDといった基本メカニズムを踏襲し、1.3リッター4気筒DOHCエンジンとしたモデルが「ジムニー シエラ」です。

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そのシエラが、2014年10月からの安全装備義務化などに対応したマイナーチェンジを2014年8月19日に実施しています。

マイナーチェンジの主な内容は「横滑り防止装置」と「トラクションコントロール」を標準装備としたこと。いわゆるプッシュアンダーが発生した際には、エンジントルクダウンとリア内輪のブレーキングによりアンダーステアを解消。オーバーステアのスピンモードとなったときにはフロント外輪にブレーキをかけることで姿勢を整えるのが、横滑り防止装置の役割です。

標準車はモノグレードで、メーカー希望小売価格は、5MTが1,668,600円、4ATは1,779,840円となっています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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