空港の駐車ロボットがスゴい…のか?【動画】

ふーん。ドイツ人はこうするのか……。

ドイツのデュッセルドルフ空港の駐車場に、駐車ロボットが登場しました。クルマのタイヤ部分に、横からフォークを差し込んでクルマを持ち上げ、駐車スペースに置いてきてくれるというものです。ドライバーは入口でクルマを預けるだけ。しかもロボットは横からクルマを運ぶので、普通に駐車するよりも間隔を詰めて駐めることができます。スペースの節約にもなるというわけです。

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この駐車ロボット、日本にはありませんよね。その代わり、日本には立体駐車場というシステムがあります。私も以前取材したことがあるのですが、日本の立体駐車場はドイツの駐車ロボットとは真逆の考え方だと思います。

立体駐車場は、建物ごと駐車装置に換える。コストはかかりますが信頼性は高い(事故の可能性が低い)。また入庫も出庫もスピーディなんじゃないかと思います。ドイツの駐車ロボットは、建物は従来のままで中で働くロボットによって自動化する。コストは低く抑えられるでしょうが日本の立体駐車場より事故の可能性が高そうなのと、出入庫に時間がかかりそうです。

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ただ、ロボットの信頼性が十分に上がれば、駐車ロボットを使ったほうが、従来の駐車場をそのまま使って低コストで自動化できそうですね。この先どうなっていくんでしょうか?

 

日本の立体駐車場はこんな感じです。

(まめ蔵)

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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