クルマを雪上で自由自在に走らせる新装備【動画】

「軌道でGO!」という名前の製品だそうです。雪上でクルマを走らせるには、スタッドレスタイヤを履いたり、タイヤチェーンを装着したりするのが一般的ですが、これはもっと大胆な方法をとります。

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そう。キャタピラーをつけてしまうのです。Truck(トラック)にTrack(軌道)をつけちゃうっていうことで、ちょっとシャレにもなっているようです。タイヤをはいたままキャタピラーを装着し、タイヤで駆動できるので便利です。

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いやー、さすがにキャタピラー最強。これはそうかんたんにスタックしないでしょう。少々の雪道ではこんなのいらないですが、林道とかオフロードではけっこう役に立つのでは?

装着には15分もかからないそうです。

疑問だった「外し方」はこちらで納得です。

まったく余談ですが、原稿でこの「キャタピラー」という言葉を使うときに、いつも引っかかるんですよね。というのは「キャタピラー」というのは、米国キャタピラー社の登録商標なんです。一般名詞じゃないんですね。ちなみにキャタピラーは日本ではかつて三菱重工との合弁で日本法人を作ったそうで、三菱との関係が深いようです。

いっぽう「クローラ」という呼びかたもあります。こちらは一般名詞っぽいですが、あまり知られてないかな? 日本語では「無限軌道」っていう呼びかたがありますが、そんな言葉使いませんよね。なお自衛隊なんかだと「履帯(りたい)」って呼びます。けっきょく「キャタピラー」以外の言葉だと、通じにくいんじゃないかと思って「キャタピラー」って書いちゃうんですよね。

(まめ蔵)

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まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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