箱にタイヤとハンドルがついた(?)新種の乗り物が登場!

テクノロジーの進化は、思いがけない形の乗り物を生み出すことがあります。ここで紹介する乗り物BOXXは一見「箱」。四角い箱にタイヤとハンドルとシートがついているように見えます。

しかし、このBOXXは、ただ人目を引くためだけにデザインされた中身をともなわない乗り物ではありません。このBOXXは電動スクーター。それも2WDなのです。重心は非常に低く作られているらしく、この形状から想像するよりもずっと安定性は高いようです。

さらに、電子制御を活用してトラクションコントロールやABSも搭載しています。そして、ガソリンやオイルを使っていないので、そういった油脂類がたれる心配もありません。非常にコンパクトなので、家の中に入れて保管することもできます。そう、この四角い箱のような形状にも、狭いスペースにすっぽり収まるというメリットがあるのです。

重量は約54kg。最高速は約48km/h。バッテリーはふたつ搭載することができ、ひとつだけ搭載したときの航続距離は、64kmから96km。ふたつ搭載時の航続距離は、128kmから193kmだそうです。詳しいことは、メーカーのサイトで。

(まめ蔵)

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まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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