わずか1ヵ月で完売したフィアット500ツインエアのMT仕様が「500S」として追加設定

ダウンサイジングやシリンダーレス化による燃費向上がトレンドとはいえ、3気筒でも他メーカーが躊躇しているなか、2気筒という思い切りの良さで度肝を抜いたのがフィアット500のツインエアです。

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4月25日に発売された「500S」は、2気筒エンジンにファン待望のMTを組み合わせたスポーティなモデルで、ツインエアの軽快な走りをより満喫することができます。

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ツインエアとMTの組み合わせは、去年7月に250台限定でリリースされましたが、ほぼ1か月で完売と、MT派の支持を集めていました。

新導入された「500S」には、専用となるフロント/リヤバンパーやリヤルーフスポイラー、15インチアルミホイールが装備され、インテリアもブラックを基調としたスポーツシートやスポーツステアリングなどで「S」のネーミングにふさわしい仕上がりが自慢。

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3年間のメンテナンスプログラム「フィアット イージー ケア」込みで価格は225万円。現代のチンクエチェントをMTで乗りたい! というニーズに応えてくれるカタログモデルの追加は朗報といえるでしょう。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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