熾烈な同門対決、勝ったのは昨年のチャンプ!【スーパー耐久2011第2戦 富士SUPER TEC】

PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE #1
PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE #1

昨年のスーパー耐久の覇者、PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE のゼッケン1番。

PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE #28
PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE #28

そして同チームのゼッケン28番。この2台がなんと同門でST-1クラスの首位争いをしていた!

スタート直後から両車のバトル開始!
スタート直後から両車のバトル開始!

スターティンググリッドはゼッケン1番のほうが前ながら、スタートで28番が前へ出ようと猛プッシュ。激しいバトルは1周目から始まっていました。ベストタイムはゼッケン28番の片岡選手のほうが0.6秒速い1分47秒495。

ゼッケン1番の柳田選手は43周でピットイン。しかしゼッケン28番の片岡選手は45周目に突入。 ここが勝敗を大きく分けました。なんとガス欠症状でスローダウン。なんとかピットに戻り給油とドライバーチェンジでコースに復帰。

ゼッケン1番の谷口選手のブログによると、「(片岡選手が)44周でピットに入っていれば、まだまだテールtoノーズだっただろうにね。」とのこと。
NOB BLOG http://ameblo.jp/nob-taniguchi/entry-10964234669.html

ここら辺の駆け引き、すごくシビアです。

ST-1優勝はゼッケン1番
ST-1優勝はゼッケン1番

ということで後半は安定して走りぬいたゼッケン1番の優勝。さすがスーパー耐久常勝チーム!

ゼッケン1番でチェッカーを受けた谷口選手
ゼッケン1番でチェッカーを受けた谷口選手

チェッカーを受けた谷口選手は第1戦に引き続きまたも優勝。セパンでの初音ミクZ4のスーパーGT300クラス初優勝を考えると、新旧のZ4を優勝に導いたことになります。

そういえば谷口選手はWTCCもBMWでしたね。

(北森涼介)

 

 

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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