東日本大震災以来、TVから自動車のCMが姿を消しました。工場が被害を受け、研究所で亡くなる方がでるなど、自動車業界も大きな影響を受けていますが、前に進んで行かなくてはなりません。大震災でもtwitterやmixi、facebookなどのSNSが情報伝達で重要な役割を果たしたのはご存じのとおりです。改めてメディアとしての高いポテンシャルを秘めていることが周知されました。
そんな中、4月21日にトヨタ自動車がfacebookのアカウント(http://www.facebook.com/ToyotaMotorCorporation)を取得。実名と個人情報の登録の必要があるfacebookは、blogやtwitterなどでも匿名が中心である日本のネット事情には合わないのでは、という声もありましたが、着実にユーザーを増やしているようです。なにせ参加者が5億人を優に超える世界最大のSNSですから、マスとしての力は侮れません。
トヨタといえばマジメなイメージがあると思いますが、マーケティング戦略も積極的です。twitterの「GAZOO.com Gニュース」、3D架装空間(バーチャル都市)で新車発表会や新車試乗ができる「トヨタメタポリス」など、多彩なメディアを活用してきました。facebookでは、現時点(4月22日)では、上海モーターショーの写真や動画などがアップされていますので、ぜひチェックしてください。
(塚田勝弘)