【ホンダ・ジェイドRS 試乗】想定以上に機敏なハンドリングと元気のいい直噴ターボエンジン

ホンダ・ジェイドは当初、3列シート専用モデルとして登場しましたが、マイナーチェンジで2列シート仕様が追加されています。

その2列5人乗り・スポーティグレード「RS」(1.5L直噴ターボエンジン搭載モデル。ほかに1.5Lハイブリッド車もあり)をチェックしている記事の第2弾、今回はインテリアと走りについてチェックしてみます。

まずはラゲッジルームをチェックしてみましょう。バックドアに電動オープン機能はついていませんが軽い操作で開けることができます。

大きく厚くてボリューム感のある純正オプションパーツのトノカバーに覆われたラゲッジルームは、もともと3列目シートも設置できる設計なので相当に広いです。

ラゲッジアンダーボックスのフタは二段階に分けて開くことが可能です。テールゲート側には幅広くて深い、大きめのボックスがあり、後席側にも別体で2つのスペースが設けられています。

1つは三角停止表示板を入れるのにぴったりなもので、もう1つは家庭用サイズのビフィズスヨーグルトが余裕で入りそうなスペース。洗車道具などを置くのによさそうですね。


リヤシートは頭上スペースもヒザ前空間にも余裕があります。後席は3人がけ仕様ですけれども、センター部分の座面は固く、ヘッドレストも左右席に比べて小さめのものとなっていますので、基本的には左右2人がけと考えた方がよさそう。

センター部には回転格納式のミニテーブル&カップホルダーが埋め込まれていることからもそれは明らかです(この機構が座りよりも優先されてそう)。

実際にこのクルマを使用するときにはこのテーブルは常に開けている状態なのが前提でしょう。

前席の間には後席用のエアコン吹き出し口もセットされています。

フロントシートはやや小ぶりで、サポート部の盛り上がったスポーティーなタイプです。

インパネ形状はシンプルな面で構成されています。オーディオ等のスイッチがタッチパネル化されていることで物理スイッチの数が少なく、インテリア全体のシンプルな印象を強めています。

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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