【東京モーターショー2017】これが次の魂動デザイン、マツダ「VISION COUPE」

東京モーターショー開催の前夜、都内高田馬場のマツダディーラーで、そのショー・メイン車種となるマツダ「VISION COUPE」が世界の報道陣にお披露目されました。

本来は、東京国立博物館法隆寺宝物館で前々日にお披露目の予定でしたが、台風の影響で急遽場所を変更しての開催となったのです。なんとしても、このクルマをいち早く世界に届けたいというデザイナーたちの気持ちと、それを実現させてあげたい広報担当者、そしてその思いを受け止めた販売現場の思い。ものづくりの始まりから終わりまで一貫した考えという、現在のマツダの成功原因とも言えるものを期せず見せてもらったように思えます。

VISION COUPEは、ご覧の通り4ドアクーペとも言える流麗なフォルム。単に美しいと思わせるのですが、その構成する面は実は単純じゃないと言います。

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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