「商品力向上が復活への早道」三菱自動車が今年度に経営黒字化!

2017年度の第1四半期決算(4‐6月)で黒字転換を果たした三菱自動車。

同期間における売上高は4,409億円(前年同期比+2.8%)で、営業利益は206億円(営業利益率:4.7%)、純利益が230億円(昨年は‐1,297億円)と黒字に転換しています。

また通期(2017/4‐2018/3)の見通しについても、売上高:2兆円(前期比+5.0%)、営業利益:700億円(営業利益率:3.5%)、純利益:680億円を見込んでいる状況。

一方、7月度の国内販売については、こちらも7,079台(前年同月比+11.2%)で2017年4月以降、4ヶ月連続で前年同月比増となっています。

内訳は登録車が2,763台(+4.2%)、軽自動車が4,316台(+16.3%)で、主な車種の増減は以下となっています。

デリカ D:5  1,080台(前年同月比+14.4%)
デリカ D:2   597台(同+8.9%)

アウトランダーPHEV  280台(同+7.3%)
アウトランダー      232台(同+1.8%)

eKワゴン/カスタム 2,032台(同+15.1%)
eKスペース     1,075台(同+22.9%)

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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