BMWのプラグインハイブリッド2車が2016年3月に日本上陸

自動車産業を取り巻く様々な環境、状況により、外部充電機能を持つハイブリッドカー=プラグインハイブリッド車が、当面の環境対応車として優勢となっているドイツから、またまた新しいプラグインハイブリッド車の登場です。

BMWの電動化技術「eDrive」を搭載した、2シリーズアクティブツアラーと3シリーズセダンにプラグインハイブリッドである「e」モデルが追加設定。いずれも、日本国内には2016年3月頃の上陸を予定しているということで、日本国内での受注がはじまりました。

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2シリーズアクティブツアラーのプラグインハイブリッド「225xe」は、前輪を1.5リッターガソリンエンジンで、後輪を最高出力88馬力のモーターで駆動するパラレル型AWDパワートレインを搭載。バッテリーの総電力量は7.7kWhとなり、電気だけの航続可能距離は42.4kmとなっています。

3シリーズセダンのプラグインハイブリッド「330e」のパワートレインは、2.0リッターガソリンエンジンにモーター内蔵8速ATを組み合わせたもので、システム最高出力は252馬力。バッテリーの総電力量は同じく7.7kWh、電気だけの航続可能距離は36.8kmとなっています。

メーカー希望小売価格は、225xeが488万円~509万円。330eは554万円~599万円となっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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