リトラの初代RX-7、当初ライトは固定だった! SA22デザイナー小野隆が初登壇で語った【歴代ロータリー車ミーティング2017】

1月22日に開催された「歴代ロータリー車ミーティング2017 in マツダR&Dセンター横浜」をつづるこの一連の記事、いよいよ、そのメインコンテンツであるトークショー篇です。トークショーをされたのは、マツダに以前在籍されており、RE車に縁の深い小早川隆治氏と小野隆氏。

小早川氏の続いて、サプライズゲストの小野隆氏のトークショーへ。

小野さんはイベントへの登場も初めてなら、トークショーへの登壇も初めて! 小野さんの登壇は参加者も当日伝えられたサプライズで、どんな話が飛び出すのか一同聞き入ります。

小野さんは「REのコンパクトさを生かしたスポーツカーをつくりたい」という意気込みで東洋工業(現マツダ)へ入社。その後、その思いを胸に仕事を続けるも、なかなかカタチにする機会に恵まれず、SA22C型サバンナRX-7となる開発コードX605のプロジェクトが始まり、思いの丈をそのデザインにぶつけ、見事自身のデザイン案が1/10サイドビュースケッチから1/5クレーモデルへと進み、ウイニングデザインとなっていった経緯を語ります。

この記事の著者

古川教夫 近影

古川教夫

1972年4月23日生。千葉県出身。茨城大学理学部地球科学科卒。幼稚園の大きな積み木でジープを作って乗っていた車好き。幌ジムニーで野外調査、九州の噴火の火山灰を房総で探して卒論を書き大学卒業。
ネカフェ店長兼サーバー管理業を経て、WEB担当として編プロ入社。車関連部署に移籍し、RX-7やレガシィ、ハイエース・キャピングカーなどの車種別専門誌を約20年担当。家族の介護をきっかけに起業。福祉車輌取扱士の資格を取得。現在は自動車メディアで編集・執筆のほか、WEBサイトのアンカー業務を生業とする。
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