3月のジュネーブショーに出展された4人乗りコンバーチブルを右ハンドル仕様に仕立て直して東京モーターショー2013に登場した「FT-86 オープンコンセプト」。
ボディカラーもパールホワイトから鮮やかな「フラッシュレッド」にリファイン。
日本で初登場となる同車は勿論ルーフを切り飛ばしただけでは無く、ボディが補強されており、後部に薄型LED式ハイマウントストップランプを追加設定するなど、いつでも発売可能な様相となっています。
ちなみにこのモデルのルーフは電動キャンバストップ仕様となっているのが特徴。
スチール製ルーフを採用しなかったのは多田チーフエンジニアのコダワリとか。
作動時の周辺との干渉防止などで制約を受けて、ルーフが妙に小ぶりとなってしまいがちなオープンモデルが多い中、確かにこの86はルーフを閉じた状態の佇まいが大変美しく、サマになっています。
今回、ショー会場のトヨタスタッフにお願いして実際のルーフ開閉シーンを撮影させてもらったところ、 特別大袈裟な動きも無く、フツウに出て来て自然な形で滑らかにルーフが閉じる様子はその完成度の高さを感じさせるものがあります。
トヨタによるとラブコールは多いものの、現在も発売は未定で参考出品留まりのようですが、来年4月に同車発売後、丸2年が経過することから、今後のマイナーチェンジや限定販売等でこのオープンモデルを追加する作戦なのかもしれません。
何れにしても量産には向かない仕様だけに、発売されるとなれば希少性から世界中からの受注殺到で競争率が高くなるのは間違い無し。 加えてお値段も恐らく300万円台後半~400万円近くになると予測。
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