ついに6位入賞の舞台裏には!?【86/BRZレース参戦記18】

初ポイントをゲットした第4戦岡山が10位、第5戦十勝が7位と順位を上げてきたDTECチーム・マスターワンの76号車ですが、ここ第6戦オートポリスで、ついに6位初入賞を果たしました。
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前日、予選での濃霧は一掃され、決勝レースは霧雨が路面を湿らせるコンディションになりました。空は曇り、太陽の光が遮られることで、気温が高くならず、路面温度も低いので、タイヤの消耗も大きくならないという天候です。
予選は12位というポジションでしたが、坂本選手得意のスタートダッシュを決め、1コーナーでは9位へと順位を上げました。完全なウエットでなくても、本来の坂本選手の才能を発揮することができれば、トップ10に入ることなど、そう難しいことではないのです。

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2周目の1コーナーでオーバーテイクして8位になると、4周目には7位、6周目には6位へと1台ずつパスしていきます。8周目に後続の元嶋選手に抜かれてしまいますが、先頭を走っていた山野選手がミッショントラブルでリタイヤ。
結果的に6位の順位は変わらず、レースは終盤に向かいます。
ここで3位を走る織戸選手が後続のマシンを強烈にブロック、その影響でラップタイムが遅くなり、6位の坂本選手が3位争いの集団に簡単に追いつくことができました。つまり3位争いは4台のマシンが集団となっていたのです。
シーズン始まって以来、初めて3位争いのポジションを得た坂本選手でしたが、結局順位はそのまま、6位でチェッカーを受けることになったのです。

トップ争いは、これまでにない展開でした。
ポールポジションは谷口選手、その後にチャンピオンを決めている山野選手が続きます。しかしスタートの上手さに定評がある山野選手が、谷口選手をパス。その後、9周目までトップを走りました。しかし、これまでのレースで見せてきたような、圧倒的な速さはありません。2位のマシンとのタイム差は、2秒になったり、1.5秒になったりで、スッと離れていくことはありませんでした。

その2位のポジションは、1周目で谷口選手をパスした蒲生選手が走り、しかし2周目には平岡選手が2位を奪います。そして8周目に山野選手がリタイヤすると、そのままトップに立ちます。2位を走る蒲生選手との距離を保ちながら、そのままチェッカーを受けました。

ここまで5戦、86/BRZレースはプロのレーシングドライバーが全て勝っています。しかし6戦目にして、初めてアマチュアドライバーが勝利しました。2位には全力でトップを追っていた蒲生選手、3位には後続のマシンを抑え切った織戸選手が入りました。
DTECチーム・マスターワンは、10位、7位、6位と、順調に順位を上げています。しかし次戦はすでに最終戦。果たして坂本選手が表彰台へ立つことはできるのか? 注目しましょう。
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(岡村神弥)