プリウスPHVとスマートフォンは、まさに相性抜群のコンビでした!【プリウスPHVで1000キロ走行・その8】

EV走行の燃費表示でも紹介したとおり、プリウスPHVのモニター10日間で一番感心したのが、「eConnect」というプリウスPHV専用のスマートフォン・アプリでした。

実はモニターに当選する少し前に、気合をいれてスマートフォンを購入したところでした。でもガラケーとパソコンの両方を使ってきた中年世代としては、スマホが「ガラケー以上パソコン未満」に感じられてスマホならではの機能を使いこなすことが出来ず、シラケ気分に陥りかけていました。

そんな自分にとって「スマホがクルマと繋がる!」というのは、まさに「目からウロコ」の体験だったのです。そこでここではスマホアプリの「eConnect」について、紹介したいと思います。

まずは「充電情報」についてです。 今回自分は、自宅マンションに充電設備がないため、電気を求めて「ジプシー充電生活」を送っていました。このスマホアプリを使えば、離れた場所にいてもプリウスPHVのバッテリー残量や充電状況をリアルタイムに把握することができるのですね。これは、本当に驚きだったし、ありがたくもありました。

またどこにいても充電場所を教えてくれる「充電ステーション表示」も頼りになる機能でした。スマホにGPSが備わっているから、出先の現在位置周辺の充電場所を地図上で表示してくれるのです。

福島ドライブの際には、すぐに充電場所を見つけることが出来て助かりました。 ただ案内場所が、トヨタの販売店や有料の駐車場等に片寄っているので、更なる充実を期待しています。

燃費が身上のプリウスPHVですから、「ESPO」という燃費管理システムも優れものでした。「ランキング」や「ECOステータス」など、きめ細かい燃費やドライビング管理ができるようなのですが、今回はそこまで頭が回りませんでした。

一番利用したのが「燃費」のところで、日別の「走行距離」と「燃費」の内訳を確認することができます。満タン法で育ったアナログ世代としては、とてもありがたい機能です。ちなみに試乗日程後半の3桁燃費は、EV走行に徹してマークした数値です。 普通のガソリン車ではありえませんですね。

プリウスPHVとスマートフォンは、全く新しい使い方と価値を生み出していると感じます。まさに「相性抜群!」と実感した次第です。

プリウスPHVを返却する際、スマホアプリの「eConnect」はそのまま残して貰うことにしました。もちろんIDもパスワードも消去されましたから、使うことはできません。でも、何かしら記念に残そうと思ったのです。自分自身、新しいクルマとの付き合いのためにも、相性抜群のスマホをもっと使いこなせるようにならないといけませんからね。

■トヨタプリウスPHV公式サイト/スマートフォンとの連携
http://toyota.jp/priusphv/001_p_001/point/tvsupport/index.html

(ガラケーとスマホの2台持ちで修行中です@拓波幸としひろ)