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■スイッチを押しても点灯しなかった!
ショッキングな出来事がありました。少し前に「三角表示板はもう要らない、停止表示にはバイク用「パープルセーバーMOTO」が最適か? 自腹で「パープルセーバー」買ったらプレゼントに当選した話」という記事を書きましたが、そのときのことです。
通常版パープルセーバーと、パープルセーバーMOTOの光りかたを比較してみようと思って、1年ちょっと前に購入した通常版パープルセーバーのスイッチを押してみました。
すると……点灯しなかったのです。
もしかして、気づかずにスイッチを押して点灯させてしまって電池がなくなったのかな?と思って、電池を新品に交換してみました。それでも点灯しませんでした。これは由々しき事態です。
●単純な接触不良だったもようだが
パープルセーバーの詳しいところは、昨2022年に書いた紹介記事「三角表示板はもういらない!? バイクにも収納できるコンパクトな停止表示灯が画期的!」を読んでいただくとして、簡単に説明すると、パープルセーバーは三角表示板の代わりとして使える、道路交通法施行規則にも合致した灯火式の停止表示器材です。
特に、バイクの場合は、非常時には停止表示器材の掲示義務があるにも関わらず、三角表示板は大きすぎてとても持ち運べません。そこで、代わりに容易に持ち運べるコンパクトな停止表示器材として発売されたのが、このパープルセーバーなので、私も感激して購入したわけです。
しかし、肝心なときに点灯しないというのはいただけません。
結局、電池を何度か出し入れしたりしているうちにまた点灯したので、本当に単純な接触不良が原因なのだと思います。
●接点回復剤を塗ってみた
点灯してしまったので、むしろ対処のしかたがわからなくなってしまったわけですが、とりあえず接点回復剤を塗ってみました。これで接触不良を起こさなくなればいいのですが、そううまくいくかどうか。
というわけで、ちょっと残念だったパープルセーバーですが、それでもバイクの場合は三角表示板を持ち運ぶのが事実上不可能なので、パープルセーバーを載せておいてもいいでしょう。車の場合でも、三角表示板よりはずっと扱いが楽なので、三角表示板と一緒に備えておいてもいいのではないでしょうか。
なお、エマーソンからも似た停止表示器材が発売されているので、そちらを試してみてもいいかもしれません。
取扱説明書によると、電池は外して保管しておくような推奨は書かれていませんし、緊急時に取り出してすぐに使いたいケースも考えると、それも現実的ではありませんね。「まめに点検してください」とのことですので、年に1回くらいは点けてみるのもいいかもしれません。
私は、この製品は強くリスペクトしていて、基本的にはスグレモノだと思っています。もちろんメーカーさんには改善して欲しいですけどね。ただ、いずれにしろ、この手の灯火式の停止表示器材はこまめに点灯チェックをしておいたほうがよさそうです。
使い方は以下を参考にしてください。
(まめ蔵)