清水和夫からの残暑見舞い!「スバルXV」の極寒雪道ドライブを見て暑さを乗り切れ!

■まだまだ厳しい残暑の今、スバルXVとのスノードライブを見て涼んでね!

●残暑お見舞い申し上げます by 清水和夫

清水和夫
残暑お見舞い申し上げます by 頑固一徹 和・清水和夫

国際モータージャーナリスト・清水和夫さんのスタートユアエンジン(SYE_X)セミアーカイブから、残暑見舞いとして涼し気動画をお届けします。

今回、東京から日本海側までの長距離スノードライブを敢行したスバルXVは、昨年2020年秋にビッグマイナーチェンジを受けたモデル。2L水平対向4気筒NAにモーターがプラスされたハイブリッドバージョンe-BOXER搭載のアドバンスです。

スノードライブ
新潟の雪深いワインディングをスバルXVでスノードライブ♪

「雪道といえばスバル! 全日本ラリー選手権でスバルワークスとして乗っていた頃からもう30年以上もスバルと付き合ってるね。
スバルと言えば…。群馬県・赤城に大沼・小沼という湖があって、冬にはその湖が凍る。昔、スバルはそこをシーズンで借り切って4WDの開発テストをしていました。スバルで雪道を走ると、そんな昔を思い出します」(清水)。

ではさっそく、まだまだ暑さ厳しい残暑の中、涼し気…を通り越してブルブル震え出しそうなスノードライブ動画を見ていきましょう!

●4WDを作り続けているからこそ安全性、信用性が高く、かつ扱いやすいスバルの4WDシステム

元々、北国などの雪深い地域において人気の高いスバルの4WDシステムです。アメリカでもスノーベルト地帯、真ん中から上の雪の多い地方で売れていたのが、最近ではフロリダなどの暖かい地方でもスバルは人気が出てきているそうです

清水和夫
スバルに乗り続けて30年以上! 元SUBARUワークスラリードライバーでもある清水和夫さんです

「スバルの4WDは走りやすく耐久性があり、またここ20年ほど衝突安全性でも評価、成績が高い。予防安全、衝突安全…。スバルは安全に関して全方位で拘っているところが素晴らしいと思います。その辺、地道に評判に繋がってきたというのが、日本、アメリカでのスバルの活躍ですね」(清水)。

日本における4WDシステム進化について、清水さんはこう語ります。

スバルXV
WRCでも鍛えられたスバルの4WDシステムは安心度、信頼度、使いやすさ度が抜群に高い!

「今から30年くらい前、1980年代初頭に粉塵問題からスパイクタイヤが禁止になり、スタッドレスタイヤの時代になりました。それ以来、滑りやすい路面に対して無理できなくなり、ますます4WDの必要性が高まってきたと思います。タイヤの進化、変化と、クルマの進化。それがここ30年、40年、日本の冬の雪道の事情ですね」(清水)。

●コンパクトなだけじゃない、日本のSUV事情にぴったりなスバルXV

清水さんはスバルXVについて「日本の道で使いやすいコンパクトSUV、それがスバルXV」と語っています。

スバルXVのサイドビュー
日本海よ、こんにちは!

「SUV、4WDっていうと、どうしてもヘビーデューティーというか大きいクルマというイメージがあるけど、このXVくらいのサイズが日本の道で一番使いやすくてイイなと思います。コンパクトといっても十分なキャビンの広さと走行性能を持っているので使い勝手もいい。今回、都内から日本海側まで高速道路、ワインディング含めて厳しい冬の道の中、長距離ドライブをしてきましたけど、アイサイトも付いているし、安全面に関しては最強のSUV!と言えますね」(清水)。

●モーターもプラスされ、さらに雪国でのドライバビリティがアップ

エンジンは2L水平対向4気筒NA。プラス、モーターを備えるハイブリッドシステムのe-BOXERが搭載されています。

スバルXVのエンジン
2L水平対向4気筒+モーターのe-BOXERは、パワーはそこそこだけど、振動も少なく静粛性も高い

「10kWくらいの小さめモーターなんだけど、他のハイブリッドと違って燃費を稼ぐというよりも、むしろこういう雪道でのドライバビリティに重きを置いています。世界ラリー選手権で鍛えられたという側面もあるんですけど、実用的な日本の雪国で鍛えられた4WDシステム。XVはそういった意味でも実用性の高い4WDなので、モーターの力を使いながら、非常に安心感のある乗りやすいクルマになっています」(清水)。

●コロナ禍…今、ライフスタイルを変えたい!というときにXVがそばにあると頼もしい

SUVとしての使い勝手の良さ、どんな路面状況にも信頼度の高いスバルの4WDシステム、またサイズ的にも日本の道路事情にピッタリなこのスバルXVをドライブした清水さんは、最後にこう締めくくりました。

清水和夫
スバルスペシャリストでもある清水和夫さんによる、XV試乗インプレッションのすべては動画で!

「今のコロナ禍において自分のライフスタイルを変えたいなと思った時に、こういうクルマがそばに1台あれば、キャンプとかスノーボード、スキー、トレッキング…、四季折々、好きなところに好きな人と旅に行ける、遊びに行ける。オールラウンドなライフスタイルに対してこのXVは非常に頼もしい友だちだなという感じがしました」(清水)。

ではあらためて、残暑厳しい折、ご自愛のほど!

(試乗インプレッション:清水 和夫/動画:StartYourEnginesX/アシスト:永光 やすの

スバルXVの主なスペック
スバルXVの主なスペック

◼️SPECIFICATIONS
車名:スバル XV アドバンス
全長×全幅×全高:4485×1800×1550mm
ホイールベース:2670mm
トレッド(前/後):1555/1565mm
車両重量:1550kg
最小回転半径:5.4m
乗車定員:5名
エンジン型式/種類:水平対向4気筒DOHC16バルブ デュアルAVCS 直噴+モーター(e-BOXER)
内径×行程:84.0×90.0mm
総排気量:1995cc
圧縮比:12.5
最高出力:107kW(145ps)/6000rpm
最大トルク:188Nm(19.2kgm)/4000rpm
モーター最高出力:10kW(13.6ps)
モーター最大トルク:65Nm(6.6kgm)
燃費  WLTCモード:15.0km/L
駆動方式:4WD
トランスミッション:リニアトロニック(マニュアルモード付)
サスペンション形式(前/後):ストラット/ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後共):ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ(前/後共): 225/55R18
車両本体価格(税込):2,926,000円

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【関連リンク】

StartYourEnginesX
https://www.youtube.com/user/StartYourEnginesX

SUBARU XV
https://www.subaru.jp/xv/xv/

この記事の著者

清水和夫 近影

清水和夫

1954年生まれ東京出身/武蔵工業大学電子通信工学科卒業。1972年のラリーデビュー以来、スーパー耐久やGT選手権など国内外の耐久レースに参加する一方、国際自動車ジャーナリストとして活動。
自動車の運動理論・安全技術・環境技術などを中心に多方面のメディアで執筆し、TV番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレーターとして多数の出演経験を持つ。clicccarでは自身のYouTubeチャンネル『StartYourEnginesX』でも公開している試乗インプレッションや書下ろしブログなどを執筆。
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