ブガッティ2台にパガーニ合わせて9.5億円!お金配りおじさん前澤友作氏の愛車紹介動画がぶっ飛んでいる件

■3.5億+2.5億+3.5億=9.5億円!

お金持ちにはトンと縁のない筆者ですが、お金配りおじさんを自称する実業家であり大富豪、前澤友作氏のゴージャスなクルマ生活については、ツイッターなどを通じてよく目にします。

その前澤氏がまたやってくれました。どうやら「MZスーパーカーチーム」というプロジェクトチームを結成したらしく、それを記念して、所有する3台の超高額マシンをYouTubeで披露したのです。ちょっとその内容を紹介しましょう。

前澤友作氏の動画
駐車場に駐められた愛車の前に立つ前澤さん。テロップ丸被り(笑)

場所は都内某所の駐車場。ただならぬクルマたちの前に前澤さんが立っています。

前澤さんは最近「MZスーパーカー」というチームを立ち上げたそうで、まずはそのメンバーをご紹介。右は現役レーシングドライバーの横溝直輝さん、左は「平成オーナーズクラブ」代表も務めるクルマギークの「ヤマケン」こと山田健さんです。

今後はこの3人で、「スーパーカーを走らせたり、子供たちに見せたり、レースをしたり、いろんな使い方で楽しんでいけたら」とのこと。

前澤友作氏の動画
レーシングドライバーの横溝直輝さん(右)と、クルマギークのヤマケンさん(左)

今日はこの3人で、後ろにある3台のスーパーカーを紹介しようという趣向です。

まず登場したのは、泣く子も黙るイタリアのスーパーカー、パガーニ・ゾンダ。

前澤友作氏の動画
紫に輝くパガーニ・ゾンダ。前澤氏いわく「虫のような見た目」

このゾンダ、すでに生産を終えたモデルですが、前澤氏の強い要望で1台だけ生産されたワンオフモデルとのこと。

その価格ですが、いろいろと特別装備を加えた結果、3億5000万円だったそうです。

スーパーカーのお約束ともいえる地を這うような車高。「ほとんどのコンビニで擦ります」って、これで行くんかい!

前澤友作氏の愛車紹介動画
タバコ一箱入らないという低い車高。カーボンリップ、擦ったらいくらかかるんでしょう

ボディの紫には相当こだわったそうで、何度もパガーニ社とやりとりしたとのこと。「品のいい紫を実現できた」とご満悦の様子。カーボンが目立つ室内も、ステアリングやシートなどが紫でまとめられています。

前澤友作氏の愛車紹介動画
パガーニのこだわりともいえるゴージャスなコックピット

リアに目を向けてみると、なんとリアタイヤ上部がスパッツで覆われています。空力的にル・マンカーなどが取り入れる手法ですが、ロードカーでこれをやるとは。

前澤友作氏の愛車紹介動画
上部がスパッツで覆われたリアタイヤ

ボディ後端のテールランプ付近には、空気の乱流抑制を狙ったダックテールスポイラーが。前澤氏いわく「このお尻分かる? エロ過ぎる……」

前澤友作氏の愛車紹介動画
リアエンドの造形に改めて惚れ惚れする前澤氏

そしてこのクルマのハイライトがこれ。前澤氏が創業した会社を記念して、車名をゾンダ「 ZOZO」にしてもらったとのこと。しっかりエンブレムも作られています!

前澤友作氏の愛車紹介動画
リアに貼られたエンブレムにはしっかり「ZOZO」の文字が!

それだけではありません。ゾンダが積むメルセデスAMG製の12気筒エンジンのヘッドカバーにも、しっかりZOZOと刻まれています。

前澤友作氏の愛車紹介動画
ZOZOの文字はエンジンヘッドカバーにも

この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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