ブガッティ2台にパガーニ合わせて9.5億円!お金配りおじさん前澤友作氏の愛車紹介動画がぶっ飛んでいる件

■ゾンダ ZOZOには8億円のオファーが!

最後に登場したのはブガッティ・シロン。2016年、ヴェイロンの2倍の2億6000万円という途方もない価格で登場したスーパーカーです。

相澤氏いわく、ブガッティはどちらも仏顔だけど、シロンのほうがちょっと「イラっとしてる」とのこと。

前澤友作氏の愛車紹介動画
右がヴェイロン、左がシロン。相澤氏いわく、ブガッティはどちらも「仏顔」とのこと

こだわりは内外装の色なのですが、外装色は「ホワイトコーヒー」といううっすらと茶の混じった白。ミルクティやカフェオレのイメージだそうです。

前澤友作氏の愛車紹介動画
ホワイトコーヒーというビビッドなボディカラー

内装はオレンジですが、派手にならないことを意識したそうです。

前澤友作氏の愛車紹介動画
オレンジでまとめられたインテリア

シロンのパワーは、ヴェイロンの5割増しの1500馬力! スピードメーターはなんと500km/hまで刻まれています。ちなみに最高速は、420km/hでリミッターがかかるそうですが、負荷に耐えるタイヤさえあれば480km/hは可能とのこと。異次元の話です。

前澤友作氏の愛車紹介動画
500km/hまで刻まれたスピードメーター

ちなみに前澤氏が購入したクルマは、各種カスタム費用が上乗せされて3億5000万円。ということは、今日の3台の総額は9億5000万円! なんかもう重力が歪みそうな数字です。

相澤友作氏の愛車紹介動画
誇らしげに「1500」と刻まれたエンジンのヘッドカバー

さらにさらに、横溝さんからぶったまげる話が。なんと3億5000万円で買ったゾンダ ZOZOには「8億円でも買いたい」というオファーが海外から寄せられているとか! これを受けて前澤氏は「俺が何でこんなにいっぱいクルマが買えるかというと、買っても買っても下がらないんですよ。ほんとにこだわりを持って作られた世界にあまりないクルマたちですからね」とのこと。うーん、大富豪ならではの余裕です。

前澤友作氏の愛車紹介動画
ゾンダ ZOZOには8億円のオファーが!

いかがだったでしょうか。普通なら、お金持ちの話は嫌味臭くなるものですが、前澤氏の動画にはいっさいそれがありません。本当に好きなものと真摯に向き合っていることが伝わるんでしょうね。

この動画をきっかけに、前澤氏は「MZスーパーカーチャンネル」という新しいYouTubeチャンネルをスタートさせるそうです。気になる方は、チェックされてはいかがでしょうか。

(文:角田伸幸)

この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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