■ブラックアウトされたディフューザーやトリプルエキゾーストパイプ採用
トヨタは2023年11月16日、ミッドサイズセダン「カムリ」新型のスポーツグレードとなる「XSE」を発表しましたが、さらなるパフォーマンスモデルとなる「GR」導入が噂されています。
トヨタは「退屈な車」の製造をやめると宣言して以来、7年間で大きな進歩を遂げ、ヤリスやカローラなどのモデルを、クラストップのホットハッチバックに変身させてきました。そして今度は、オーソドックスなセダンにも大きな進化をもたらす可能性があるといいます。
お馴染みデザイナーのTheottle氏が提供してくれた予想レンダリングは、「GRカローラ」から流用したコンポーネントを使用、「GRカムリ」の予想CGを完成させています。
現状でも大幅にフェイスリフトされたこのセダンは、すでに非常に印象的ですが、同氏の手でより刺激的になっています。
制作は、GRカローラのフロントエンドをカムリに移植することから始まり、セダンのプロポーションによく合うように形状を微調整したといいます。 カムリのヘッドライトも残されており、アグレッシブなバンパーデザインや、ホットハッチの大きく広がった黒いグリルと非常にうまく調和しています。
そのほかの調整では、タイトなスポークのブラックGRホイールを装着。フレア状のフロントとリアのフェンダーが取り付けられているほか、GRカローラのサイドスカートを流用しています。
改良はリアセクションにも続き、固定ウイング、着色されたLEDテールライト、ユニークなバンパー、ブラックアウトされたディフューザー、カムリの小型兄弟と同じトリプルエキゾーストパイプがインストールされています。
気になるパワートレインですが、現段階で入っている情報では、GRカローラから1.6リットル直列3気筒ターボエンジンと全輪駆動システムのアップグレード版を採用するか、ターボチャージャー付き直列4気筒エンジンなどの大型エンジンを搭載するといいます。