■マットブラック塗装、グロスブラックのアクセントなど装備
トヨタは10月6日、5ドアハッチバックの「クラウンスポーツ」市販型を発表しましたが、ニュースはそれだけではありませんでした。
まず、5つの主力ディーラーを設立する計画を発表。旗艦店となる「THE CROWN」を横浜都筑(ウエインズトヨタ神奈川)・福岡天神(福岡トヨタ)を10月6日に同時開業するほか、2023年度に愛知(愛知トヨタ)、2024年度には千葉(千葉トヨタ)、東京(トヨタモビリティ東京)の5店舗が続々と開業するといいます。
これら主力ディーラーでは、全モデルが展示され、試乗が可能だといい、「専用ラウンジエリア」や「オーナー向け交流イベント」も予定されているようです。
今後の発売スケジュールですが、SUVの「スポーツ」を新型クラウン第2弾として2023年11月に発売するほか、セダンを2023年11月頃、ワゴンの「エステート」を2023年度内に投入する計画が発表されました。
さらに、フラッグシップのステータスを反映するスペシャルモデルが計画されており、第一弾は12月に公開予定です。正確な時期はまだ最終決定されていませんが、このスペシャルモデルは「クラウン クロスオーバー RS アドバンスト」をベースにしており、「専用のマットメタルボディカラーとそのほかの特別な機能」を備えています。
またティザーメージが公開され、マットブラック塗装、グロスブラックのアクセント、黒いホイール、クロームトリムを備えたクラウンであることが判明しています。
発売が近づくにつれ詳細が明らかにされるはずですが、標準のクラウン クロスオーバー RS アドバンスは最高級モデルであり、21インチのホイールと、ヒーター付きステアリングホイール、12.3インチのデジタルインストルメントクラスター、12.3インチのインフォテインメントシステムを備えたツートンカラーのレザーインテリアが装備されています。
パワートレインは、最高出力合計349psを発揮する、2.4リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンと、リア「eAxle」で構成されるハイブリッドパワートレインが搭載されています。
12月公開予定のスペシャルエディションが同スペックとなるか、もうすぐ判明するでしょう。