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■軽乗用車EVの「me:MO」を披露
ダイハツは、2023年10月26日のプレスデーを皮切りに、27日から11月5日まで一般公開される「ジャパンモビリティショー2023」の出展概要を明らかにしました。今回、出展されるコンセプトカーは、未来のモビリティ社会における人や暮らしに寄り添う姿を、5つのカタチにして表現されています。

軽乗用バッテリーEV(BEV)の「me:MO(ミーモ)」は、ライフステージに合わせてスタイルや楽しみ方を変えることができるサステナブルな軽自動車です。

テーマは「車と人の関係の再定義」で、車の作り方も楽しみ方もゼロから考えた新しいカタチがコンセプト。ユーザーのライフステージに合わせ、スタイルや楽しみ方を変えることができるそうです。
驚くべきはその短い全長で、近年、制約のあるボディサイズの中で車内や荷室を最大化する流れとは異なり、軽自動車本来の姿が提案されています。
●ボディサイズ:全長2955×全幅1475mm×全高1590mm
●ホイールベース:1985mm
●未来の軽商用EVの「UNIFORM Truck」「UNIFORM Cargo」
BEVの「UNIFORM Truck(ユニフォーム トラック)」と「UNIFORM Cargo(ユニフォーム カーゴ)」は、使いやすさなど、はたらく車の原点が追求され、多様な働き方や用途に対応する未来の軽商用車。

移動店舗など活躍の場を広げるBEVならではの外部給電機能をはじめ、「UNIFORM Truck」には未来の「Nibako」が採用されています。使いやすく、清掃しやすいフラットで凹凸の少ないキャビンや荷室、着脱可能な内外装パーツなどにより、多様な働き方に加え、多彩なプライベートシーンにも対応するというコンセプトカーです。

無駄のないデザインが特徴で、働く人の誇りを高め、実用的な可能性を広げる狙いが込められています。
「UNIFORM Truck」
●ボディサイズ:全長3395×全幅1475×全高1885mm
●ホイールベース:1900mm
「UNIFORM Cargo」
●ボディサイズ:全長3395×全幅1475×全高1920mm
●ホイールベース:2450mm
●軽オープンEVの「OSANPO」

「OSANPO(オサンポ)」は、オープンエアの心地よさを散歩に出かけるような手軽さで楽しめるというコンセプトカー。日常にスローな価値を生み出す狙いが込められています。
BEVの特性である圧倒的な静粛性に加え、少し高めの車高がもたらす開放感が広がるそう。自然の中を散歩気分で歩いていけるような、ゆったりとした楽しさが提案されます。
●ボディサイズ:全長3395×全幅1475×全高1330mm
●ホイールベース:2440mm
●「VISION COPEN」は、軽自動車枠を超えたコンセプトカー

コペンの気軽さはそのままに、走る喜び、楽しさが追求された「VISION COPEN」は、未来的なエクステリアが印象的です。
コンセプトカーであるため、登録車枠のサイズと排気量が与えられた可能性もあり、次期コペンになるか分かりませんが、初代コペンを彷彿させるスタイルに、電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」が継承されています。

FRレイアウトとCN燃料(カーボンニュートラル燃料)の活用を見据えた内燃機関の組み合わせにより、走る楽しさを極めた新たな小型オープンスポーツとして提案されます。
●ボディサイズ:全長3835×全幅1695×全高1265mm
●ホイールベース:2415mm
●排気量:1300cc
(塚田勝弘)