SUVの次に流行するのは「ハイパーミニバン」!? ポルシェ「ミッションS」を提案

■大型キャビンで実用性は高く、911のように低いボディを実現

CGデザイナーのZhe Huang氏が、低ダウンフォース構成と高ダウンフォース構成で考案された、ポルシェ「ミッションS」を提案しました。

ポルシェ ハイパーミニバン ミッションS 予想CG
ポルシェ ハイパーミニバン ミッションS 予想CG

ラリーカーを除くほとんどのレースカーにはドライバー用の座席が1つだけあり、乗客のためのスペースはありません。しかしZhe Huang氏は、ポルシェのレースカーが運転席と4つの助手席を持つよう設計しました。

ポルシェ ハイパーミニバン ミッションS 予想CG
ポルシェ ハイパーミニバン ミッションS 予想CG

このモデルは「ミッションS」と名付けられ、「ハイパー レーシング MPV」カテゴリーに分類されます。全長221インチ(5,620mm)、全幅82.61インチ(2,100mm)ですが、「911」同レベルに低く設計されています。

ミッション Sには2つのバリエーションが提案されています。1つ目は白で仕上げられており、流線型の形状をしています。2番目のモデルは黒く塗装されており、ダウンフォースをより重視、巨大なリアウイングとディフューザーを装備していますが、両車の全体的な形状は同じです。

キャビン内部では、運転席をフロント中央に配置、その後ろに2つの大きな助手席があり、3列目には2つの小さな助手席があります。また、このクルマのために設計された専用ホイールと、流線型の「ロングテール」が特徴となっています。

このようなモデルは現在のレースシリーズには準拠せず、参戦するならばワンメイクシリーズに限定されますが、新たに手を加え、量産モデルとして発売しても、人気がでそうなカテゴリーになりそうですね。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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