復活するアキュラ「ZDX」新型、Googleシステムの導入で利便性が向上

■Apple CarPlayとAndroid Autoを備えた大型の中央タッチスクリーン搭載

ホンダの海外高級ブランド「アキュラ」は現在、新型クロスオーバーSUV「ZDX」を開発中ですが、その最新情報を入手しました。

アキュラ ZDX ティザーイメージ
アキュラ ZDX ティザーイメージ

ZDXは、かつて2009年から2021年まで販売していたクロスオーバーSUVですが、新たに同社初のフルエレクトリックモデルとして復活することが決定しています。

アキュラ ZDX ティザーイメージ
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この度アキュラは、2024年モデルのフルエレクトリッククロスオーバー「ZDX」に、Googleの技術が組み込まれ、利便性が高まることを明らかにしました。

Googleマップが組み込まれていることにより、ドライバーが充電ステーションに向かっていることを認識すると、バッテリーの事前調整を開始できるといいます。

またドライバーは、インフォテインメント画面から直接GooglePlayストアを確認して、さらに多くの自動承認アプリを検索できます。

具体的には、EV用Googleマップが搭載され、オーナーは充電ルートを最適化できるようになります。これにより、選択したルートに沿って充電ステーションを見つけ、移動中に充電にかかる時間についてのアドバイスを受け取ることも可能なのです。

アキュラ ZDX ティザーイメージ
アキュラ ZDX ティザーイメージ

さらには、Googleアシスタントを介して音声で車両機能を制御することもできます。これにより、電話をかけたり、リマインダーを設定するほか、車内の温度の変更、目的地の設定、さまざまなメディア機能を制御したりできるようになります。

キャビン内では、Googleの一連のテクノロジーに加えて、ステアリングホイールの後ろに標準的なデジタルインストルメントクラスターを配置、ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoを備えた大型の中央タッチスクリーンなどを搭載する予定です。また 無線アップデートは、ZDXのテクノロジーをすべて最新の状態に保ってくれるでしょう。

市販型のプラットフォームには、ゼネラルモーターズと共同で開発した「BEV3」プラットフォームを採用、「Ultium」バッテリーを搭載します。

American Hondaは、デジタル化を加速させ、EVモデルを100%オンラインで販売するという計画をもっており、その第1弾として「ZDXタイプS」を2024年にリリースすることを予定しています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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