ランボルギーニ次世代スーパーカー「ラビエッタ」を提案

■歴代ランボルギーニモデルからインスピレーションを得ながら最新デザイン導入

ランボルギーニは2022年1月、往年のスーパーカー「カウンタック」を復活させましたが、カウンタックの後継モデルともなる、次世代スーパーカーを提案しました。

ランボルギーニ ラビエッタ_008
ランボルギーニ ラビエッタ 予想CG

大手自動車メーカーのデザイナー、セザール・オリベラ氏が提供してくれた予想CGは「Ravietta」(ラビエッタ)と命名。「ムルシエラゴ」「ディアブロ」、そしてもちろん「カウンタック」などの歴代ランボルギーニモデルからインスピレーションを得ながらも、現代の最新デザインを用いています。

ランボルギーニ ラビエッタ_005
ランボルギーニ ラビエッタ 予想CG

特に意識しているのはカウンタックで、その後継モデルという位置づけだといいます。

ラビエッタはカウンタックにインスパイアされたシャープなキャラクターライン、キャブフォワードのディアブロプロポーション、ムルシエラゴのようなアクティブエアインテークを装備しています。また回転式電話ダイヤルホイールも2000年代のランボルギーニを彷彿させます。

デザイナーのオリベラ氏は、「ラビエッタは、未来のランボルギーニがどのように見えるかについての私の考えです。ランボルギーニのDNAを新鮮な方法で再解釈し、シアンのような最近のモデルからのモダンなデザインの手がかりを組み合わせた未来的なデザインです」と語っています。

その結果、Y字型のフロントライトシグネチャーや、テールライトを組み込んだエンジンコンパートメント上部のスラブなど、ランボルギーニのデザインよりモダンな要素も組み込まれています。

ガラスルーフ、前方カメラ、垂直に積み重ねられた排気管などの要素はすべて新設計されたデザインも導入。全体として、クラシックなランボルギーニV12デザインと、モダンなミニマリストの美学を調和させようとする試みと言えるでしょう。

最後にオリベラ氏は、「ラビエッタは、車体のフロントコーナーからリアコー ナーに至るシンプルなボーンライン、つまりキャラクターラインを特徴としており、ボディに構造を作り出しています。動的な方法で上から下半分に分割し、動きのある感覚を生み出しており、車体下部の赤い仕上げは、アグレッシブな性質を強調しています」と締めくくっています。

プロジェクトを共有してくれた、セザール・オリベラ氏に感謝したいですね。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる