ウィンターテストシーズン突入。まずはアウディ新型EVクーペSUV「Q6 e-tronスポーツバック」が出現

■中国専売の燃焼系SUV「Q6」とは無関係のクーペSUV

アウディは現在、フルエレクトリッククロスオーバーSUV「Q6 e-tron」を開発中ですが、その派生モデルとなる「Q6 e-tronスポーツバック」市販型プロトタイプをカメラが捉えました。

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アウディ Q6 e-tron スポーツバック 市販型 スパイショット

2022-2023ウィンターテストもいよいよスタート、豪雪のフィンランドで捉えたプロトタイプは、まだまだカモフラージュが厳重で細部は隠されています。

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アウディ Q6 e-tron スポーツバック 市販型 スパイショット

アウディは、2033年からEVのみのブランドになることをアナウンスしており、2026年以降はエレクトリックモデルのみを導入する計画です。すでに電動モデルの「e-tron」シリーズを続々と導入しており、「Q6 e-tron」もEVメーカーへの転身に大きな役割を担っています。

フロントエンドでは「Q4 e-tron」同様にブランクオフ(封鎖)されたアウディグリルを装備、上下2段のスプリットライトユニットは、メインヘッドライトをスリムなLEDデイタイムランニングライトの下のくぼみに配置しています。

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アウディ Q6 e-tron スポーツバック 市販型 スパイショット

Q4 e-tron/スポーツバックに基づくと、Q6 e-tronスポーツバックでも通常のバージョンよりも後部のヘッドルームがわずかに少なくなりますが、問題になるほどでもないでしょう。それよりも、スタイリッシュなデザイン、優れた空力特性による航続距離の延長など、多くのアドバンテージを得るはずです。

キャビン内では、デジタルインストルメントクラスターを装備するほか、センタースタックのうえには大型のインフォテインメントスクリーンが配置、物理的ボタンは少なく、新設計されたステアリングホイールを備えています。

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アウディ Q6 e-tron スポーツバック 市販型 スパイショット

燃焼系SUVの「Q6」はすでに中国で販売されていますが、このモデルとの関連はなく、代わりにポルシェ「マカンEV」とPPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)アーキテクチャを共有し、兄弟モデルとなります。

ポルシェ・マカンはデュアル電気モーターから最大出力611ps・最大トルク1,000Nmを発揮しますが、ブランドイメージを維持するために、マカンが優勢を維持することが予想されます。Q6 e-tronベースモデルではシングルモーターを搭載し、最高出力476ps・最大トルク800Nmが予想されますが、高性能「RS」ではマカンEVの数値に近づく可能性があるでしょう。

Q6 e-tronのワールドプレミアは最速で2022年内と予想されていましたが、2023年にずれ込む可能性もあり、スポーツバックはそこから半年後と予想されています。市場では、「Q4 e-tron」の上に配置されることになり、価格はQ6 e-tronより高く設定されるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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