まさかの市販化?2000馬力のスーパーミニバン、初の公道テストを目撃

■4つの電気モーター、50キロワットの水冷バッテリーを搭載

フォードは、2022年英国で開幕した「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて「Pro Electric SuperVan」(プロ・エレクトリック・スーパーバン)を初公開しましたが、そのプロトタイプが公道テストを開始しました。

フォード スーパーバン_001
フォード エレクトリック スーパーバン プロトタイプ

スーパーバンは、モータースポーツにインスパイアされたエアロと、シャシーのセットアップを装備。トランジットベースのミニバンですが、ほぼすべてのボディパネルはカーボンファイバーでカスタムメイドされています。

フォード スーパーバン_008
フォード エレクトリック スーパーバン プロトタイプ

EVパワートレインは、4つの電気モーター、50キロワットの水冷バッテリーを搭載。最高出力は2000psを発揮し、0-100km/h加速は2秒以内と驚異的パフォーマンスを持ちます。

また、全輪にダブルウィッシュボーンサスペンションを配置、ブレーキはレーシング仕様となっています。

インテリアは取り除かれ、レーシングシート、ロールケージ、シンプルな計器ディスプレイ、タブレットのような大きなインフォテインメント画面だけになっています。

ドライバーは、ロード、トラック、ドラッグ、ドリフト、ラリーなどのモードが選択可能で、1つの車軸をロックし、もう1つの車軸を回転させるタイヤクリーニング設定もあります。

グッドウッドでのタイムは46.58秒で、スバルGLファミリーハックスターの46.20秒にわずかに及ばなかったですが、5番目に早い結果を残しました。

今回の公道テストが即市販化に結びつくとは断言できませんが、少なくともフォードがニュルブルクリンクで最速バンのレコードを狙うための可能性はありそうです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO

APOLLO 近影
アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?