■全国の鉄道を撮影した写真は6000枚
現在、日本外国特派員協会(東京・丸の内二重橋ビル5階)でジェイ・ウォーリー・ヒギンズ氏の写真展「昭和30年代の日本」が開催されています。
ヒギンズ氏は1927年生まれ。アメリカ空軍に所属していた1956年に来日しました。在日米軍在任中から日本全国の鉄道写真を撮影。国鉄のみならず地方の私鉄なども撮影し、その枚数はカラー写真だけでも6000枚を超えると言われています。
米軍を退役したヒギンズ氏は日本国籍を取得。現在はJR東日本の外部顧問として活動しています。
写真展には昭和30年代の東京や建設中の東海道新幹線、地方の私鉄などの情景写真を展示。単なる鉄道写真ではなく、周辺の風景や人々の生活の様子も窺えるほど資料性の高いものとなっています。
9月5日にはレセプションを開催。ヒギンズさんと会場をリモートでつなぎ、自動車ジャーナリストのピーター・ライオン氏の司会により、作品を解説しました。
写真展は9月30日(金)まで日本外国特派員協会(東京・丸の内二重橋ビル5階)で開催。開催時間は10時〜20時(日曜・祝日は休館)、入場料金は無料です。
(ぬまっち)