ワイドウィングで差別化。ポルシェ パナメーラ次期型、「ターボ」開発車両をスクープ

■トランクリッドから上昇して外側に伸びるワイドリアウィング

ポルシェは現在、4ドアスポーツクーペ「パナメーラ」次世代型を開発しているとみられますが、その最新プロドライブをカメラが捉えました。

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ポルシェ パナメーラ ターボ 次世代型 プロトタイプ

ニュルブルクリンクの高速テストに出現した2台のプロトタイプをよく見ると、異なる開発車両であることがわかります。どちらも同じ10スポークの合金ホイールを装着していますが、バンパー、スポイラー、排気管のセットアップが異なっているのが見てとれます。

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ポルシェ パナメーラ 次世代型 プロトタイプ

ナンバー「126」のフロントエンドには、2本のフィンを備えるコーナーエアインテークが確認できるほか、後部に長方形のエキゾーストシステムを装備、トランクリッドのベースから直接立ち上がるアクテイブスポイラーが確認できます。

しかし、もう1台(ナンバー221)は、シングルフィンを備えるコーナーエアインテークを配置。後部にはクワッドエキゾーストパイプをインストールしているほか、トランクリッドから上昇して外側に伸びるワイドリアウィングを装備。

おそらくラインアップ最速となるターボ、あるいはターボSのプロトタイプである可能性が高いでしょう。

またどちらも電化を示すイエローステッカーが貼られていないことから、電動アシストのないガソリンモデルと予想。進化したターボチャージャー付きV型6気筒、およびV型8気筒を搭載しているはずです。

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ポルシェ パナメーラ ターボ 次世代型 プロトタイプ

キャビン内では、「PCM6.0」インフォテインメントシステムを搭載、助手席グローブボックスには専用のスクリーンが装備されます。シフトレバーは削除され、タイカンのようなトグルスタイルのシフターがインフォテイメントディスプレイの左側に配置されます。しかし、電動パーキングブレーキはタイカンがその右側にあるのに対し、プロトタイプでは上部に配置されているようです。

次期型のパワートレインラインアップは不明ですが、タイカンとの差別化のためフルEV化がされないことは間違いないでしょう。おそらく、マイルドハイブリッド技術を搭載した、より強力な2.9リットルV型6気筒、および4.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載すると予想されます。

プラグインハイブリッドのE-Hybridについては、EV走行による航続を大幅に改善するため、より大型のバッテリーパックを搭載する可能性が高いようです。

パナメーラ次期型のデビューは、2023年後半となるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?