ポルシェ911GT3 RS新型がニュルでシェイクダウン。BMW M3ツーリングと同時デビューか?

■前世代の最高出力520hp から580hpまで向上

ポルシェ 911_003
ポルシェ 911 GT3 RS 新型プロトタイプ

ポルシェは現在「911」に設定されるハイパフォーマンスモデル「911GT3 RS」新型を開発していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

ニュルでシェイクダウン(モータースポーツでは、完成したばかりのレーシングカーに不具合がないかの最終テストを指す)に現れた開発車両は、ルーフと同じレベルになるほど高い位置にリアスポイラーを装備。最新のF1マシーンのDRSシステムのように低ダウンフォースと高ダウンフォース設定を切り替えるために電子的調整を可能にしています。

ポルシェ 911_013
ポルシェ 911 GT3 RS 新型プロトタイプ

フロントエンドは標準の「GT3」に似ていますが、フロントバンパーをカモフラージュ。その後ろには巨大エアインテークが隠されているはずです。またボンネットのエアベントも通常モデルより巨大化されているようです。

カモフラージュは側面に沿ってさらに複雑化されており、フロントフェンダー上部と後部にはエアインテークが配置されていますが、最終デザインは厳重に隠されています。巨大リアスポイラーは、パイロンが下から固定されるのではなく、翼の上面に取り付けられているタイプですが、プロトタイプが目撃される度に異なるデザインが見られるなど最終コンポーネントは定かではありません。

新型のパワートレインは、4.0リットル水平対向6気筒エンジンを搭載、9500rpmという超高回転でパワーを発揮します。また最新情報によると、前世代の最高出力は520hpでしたが、新型では580hpまで向上すると予想されます。トランスミッションは6速マニュアル、および7速PDKデュアルクラッチを提供するGT3とは異なり、ラップタイム重視のRSではPDKのみが提供されます。

BMWは、6月後半に英グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードM3ツーリングを発表することを決定していますが、ポルシェが同じイベントで最終的に2023 GT3 RSのカバーを外すという噂が広まっています。もし事実なら、ニュルブルクリンクで撮影されたこれらの画像は、我々が見る最後のスパイショットになるでしょう。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる