F1ドライバーの角田裕毅生まれる/日本人初のエベレスト登頂/元フェラーリ監督ステファニ・ドメニカリ誕生【今日は何の日?5月11日】

■松浦輝男と植村直己が日本人として初めてエベレストに登頂

1970(昭和45)年5月11日、松浦輝男と植村直己という2人の冒険家が、日本人として初めてエベレストの登頂に成功しました。世界最高峰8850mのエベレスト山頂は、ネパールと中国との国境上にあります。英名のエベレストはインド測量局長官で探検家のジョージ・エベレストにちなんで命名。ちなみにチベットでは「チョモランマ」、ネパールでは「ガルマータ」と呼ばれています。

5月11日にはF1ドライバーの角田裕毅、EXITの兼近大樹、ミュージシャンの泉谷しげる、サッカーの槙野智章とアンドレス・イニエスタ、F1グループCEOのステファノ・ドメニカリ、画家のサルバドール・ガリなどが生まれています。本日紹介するのは、ステファノ・ドメニカリと角田裕毅です。

●長くフェラーリF1チームを指揮、現在F1グループのCEOを務めるステファノ・ドメニカリが誕生

ステファニ・ドメニカリ(ランボルギーニCEO時代C)Creative Commons)
ステファニ・ドメニカリ(ランボルギーニCEO時代C)Creative Commons)

ステファノ・ドメニカリは1965(昭和40)年5月11日に、イタリアのエミリア・ロマーニャ州イモラで生まれました。ボローニャ大学で経営管理学を学び、1991年にフェラーリに入社して会計監査を担当。1993年にフェラーリのモータースポーツ部門に移り、レーシングチームのマネージメントに携わります。

その後はトントン拍子でステップアップして1995年に人事とスポンサーの責任者、1998年にチームマネージャー、2003年にスポーティング・ディレクターに就任。そして2008年にはチーム代表となり、その年はコンストラクターズチャンピオンを獲得しました。しかしその後不振が続いたため、2014年に責任を取る形でチーム代表を辞任します。

同年にアウディに入社して市販車部門を担当。2016年には、ランボルギーニのCEOに就任しますが、それも2020年に退任して、2021年からはF1の運営や放映権管理などを統括するフォーミュラワン・グループのCEOとなります。経理部門出身という変わった経歴の持ち主ですが、その手腕は高く評価されているようですね。

●20歳の若さで日本人として10人目のF1レギュラードライバーとなった角田裕毅が誕生

角田裕毅は2000(平成12)年5月11日に、神奈川県相模原市に生まれました。父親がジムカーナをしていた影響で、4歳の頃から中井インターサーキットでカートに乗り始めます。5歳の時にはキッズクラスのレーシングカートでチャンピオンに輝き、2009年から2016年にかけて、圧倒的な走りで国内カートの数々のタイトルを獲得します。

角田裕毅(2021年米国GP)(C)Creative Commons
角田裕毅(2021年米国GP)(C)Creative Commons
マカオGPの角田裕毅(2019年) (C)Creative Commons
マカオGPの角田裕毅(2019年) (C)Creative Commons

2016年にフォーミュラに転向し、3年目の2018年にF4日本選手権でチャンピオンに輝きます。これによって欧州への道が開けて、2019年にレッドブル・ジュニアチームに加入するチャンスを得ます。2019年にF3で総合9位、翌年にF2にステップアップして総合3位と大躍進。そして2021年、スクーデリア・アルファタウリから待望のF1デビューを果たします。デビュー戦のバーレーンGPでは9位入賞、日本人でのデビュー戦での入賞は史上初でした。最終戦のアブダビGPでは表彰台まであと一歩の4位と大健闘、この年のシーズンはランキング14位で終えます。

オーストリアGPの角田裕毅(2021年) (C)Creative Commons
オーストリアGPの角田裕毅(2021年) (C)Creative Commons

今年は、今のところ開幕戦のバーレーンGPで8位入賞、第3戦オーストラリアGP15位、そして第5戦マイアミGPでは12位と、日本におけるF1に新しい歴史が刻まれるのも近いのでは?と期待してしまいますね。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。

Mr.ソラン

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Mr. ソラン

Mr. ソラン 近影
某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きなクルマで、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。