【高速サービスエリア ドッグラン 九州】九州道・広川SA(上り)はワンコと一緒に食事が取れる飲食スペース・テラス席が魅力!

■店舗内にはコスモスポーツなど昭和の名車を展示したスペースは必見

2匹のミニチュアダックスフンドと暮らすライターが、マイカーのMINIで足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介! 今回は九州自動車道、広川(ひろかわ)SA(上り)です。

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2020年1月にリニューアル

広川SA(上り)は、福岡県八女郡広川町に位置する九州自動車道にあるサービスエリアで、九州自動車道と長崎自動車道、東九州自動車道が分岐する交通の要所にあるため、上下線ともにドッグランが設置されています。店舗は、2020年1月にリニューアルオープンしたばかりです。

広川SAは、豚骨ラーメン発祥の地といわれる久留米市のすぐそばにあり、名物はもちろん「久留米ラーメン」です。また、福岡と熊本の中間に位置することもあり、博多と熊本のお土産とも豊富に品揃え。新鮮な馬刺しや明太子も調達できます。

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昭和を体験できる施設を併設している

広川SA(上り)の見どころのひとつは、昭和の洋食が食べられる「昭和食堂館」。店内には昔懐かしい昭和の名車を展示しているので、クルママニアは一見の価値あり! マツダコスモスポーツ、スバル360、マツダR360、ホンダS800など、昭和30~40年代の名車を間近で目にすることはできます。

店舗の隣に「飲食スペース・テラス席」が設置されています。各テーブルにはワンコのリードフックもあるので、晴れた日にはテラス席でワンコと一緒に食事できるのは、愛犬家にとって嬉しいポイントでしょう。

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ワンコと一緒に食事を取れるテラス席が充実
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ドッグランの目印

お目当てのドッグランは、店舗の右側、「飲食スペース・テラス席」のすぐ奥に位置しています。駐車する際には出口寄りに停めたほうがアクセスはラクです。全犬種共通エリアは、430㎡と下り線よりも2倍近くの広さで、自然豊かな木々に囲まれています。

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430㎡と広く、緑に囲まれている
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照明がないので、日中しか利用できない

照明施設がないため、利用は日の出から日没まで。夜間の利用は控えてください。ドッグランへ入るとすぐに水飲み場があります。蛇口はひとつだけですが、レンガで囲われており、土で汚れることもなく利用できます。ここでワンコの手足を洗ってあげてもいいでしょう。フェンスに面して、大きめの排泄物ボックスがあります。

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出入り口横に水飲み場がある
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大きめのゴミ箱が設置されている

フィールドは、広々としていてワンコも走り甲斐があるはず。木に囲まれているため、時間によって木陰も確保できそうです。出入り口付近は芝生が剥げてしまっていますが、フィールドのほとんどが天然の芝生。奥の方では、なだらかな丘になっている所も。訪問したときはちょうど木陰になっている所に、ベンチが1つあります。

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時間によっては木陰もできそう
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ドッグランの中にはベンチを一つ設置

広川SA(上り)は、自然に囲まれたドッグランだけでなく、敷地内の緑地も広いのでドッグランが苦手のワンコにもオススメのスポットです。

屋外のテイクアウトコーナーも充実。他のSAにはない「飲食スペース・テラス席」はドッグフレンドリーな造りになっていて、愛犬家にとってはホスピタリティの高いサービスエリアといえます。


(文:高市智子/写真:萩原文博)

※この記事は2023年5月2日に追記・再編集しました。

【関連リンク】

NEXCO西日本 広川SA上り
https://www.w-holdings.co.jp/sapa/2635.html

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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