1.8L 6気筒の超大型ツアラーに新色が設定。ホンダ「ゴールドウイング」シリーズに2022年モデル登場

■ツアーはブラックで統一、スタンダードはブルーに

ホンダは、11月25日(木)、1.8L・6気筒の巨大エンジンを搭載する大型プレミアムツアラー「Gold Wing(ゴールドウイング)」シリーズのカラーバリエーションを一部変更することを発表しました。

ホンダのゴールドウイングに2022年新色
ホンダ・ゴールドウイング ツアー

ツーリングに最適な充実装備の「ゴールドウイング ツアー」には、ブラックを基調とした新色を追加。

スタンダードの「ゴールドウイング」では、渋いブルーにレッドの差し色が入ったカラーを採用し、2022年4月21日(木)に発売することを明らかにしました。

●40年以上も続くフラッグシップ

ゴールドウイングは、1975年に米国で「ゴールドウイングGL1000」を発売して以来、40年以上にわたりホンダのフラッグシップとして君臨する高級大型ツアラーです。

バイクとしては唯一となる1833cc・水平対向6気筒エンジンを搭載する現行モデルは、2018年に登場。モーターサイクルが本来もつ魅力の原点に立ち返り、「走りの高揚感」や「操る楽しさ」を提供するためのフルモデルチェンジを受けて登場しました。

ホンダのゴールドウイングに2022年新色
独自の2輪車用ダブルウィッシュボーン・フロントサスペンションなどで軽快なハンドリングなどを実現

大きな特徴は、ホンダ独自の2輪車用ダブルウィッシュボーン・フロントサスペンションの採用。

また、軽量コンパクトな新設計エンジンや車体などにより、ライダーに軽快なハンドリングを提供するとともに、パッセンジャーも含めた乗員すべてが快適な乗り心地を実感できる優れた走行安定性などが魅力です。

●数々の先進装備も魅力

また、数々の先進装備により、ツーリング時などで高い実用性なども実現します。メーターにはフルカラー7インチTFT液晶画面を採用し、フラッグシップモデルに相応しい高級感と先進性を兼ね備えたコクピットビューを提供します。

ホンダのゴールドウイングに2022年新色
パッセンジャーも含めた乗員すべてが快適な乗り心地を実感できる優れた走行安定性が魅力

加えて、アップルカープレイやアンドロイドオートに対応するため、スマートフォンとブルートゥースで連携させ市販ヘッドセットを使うことで、音楽再生やナビなど、さまざまなアプリ機能を使うことが可能です。

ほかにも、5Wスピーカーの採用やイコライザーセッティングにより音質を追求したオーディオシステム、キーを携帯した状態でイグニションのオン・オフ操作やハンドルロックができる「Hondaスマートキー・システム」など、まるでクルマの装備を彷彿とさせる機能が満載です。

ラインアップには、サドルバックのみを装備したスタンダード仕様のゴールドウイング、サドルバックとリヤトランクを装備するゴールドウイング ツアーを用意。

ホンダのゴールドウイングに2022年新色
ホンダ・ゴールドウイング

特に、ゴールドウイング ツアーでは、リヤトランクとサドルバッグで121Lもの積載容量を確保するほか、着座部分の表皮をスウェード調にした前後シートなど、より使い勝手と高級感がアップしています。

●ガンメタブラックとマットブルーを採用

今回の新しいカラーリングは、まずゴールドウイング ツアーにフレームや足まわり、マフラー、エンジンのヘッドカバーなど、細部までブラックで統一し、上質感と重厚感を強調した「ガンメタルブラックメタリック」を新採用。

ホンダのゴールドウイングに2022年新色
ゴールドウイング ツアーの新色ガンメタルブラックメタリック

従来からある「パールグレアホワイト」と「キャンディーアーダントレッド」は継続採用し、全3色の設定としています。

一方、ゴールドウイングでは、ブルーの車体色を基調にエンジンカバーにレッドのアクセントを施し、モダンな印象とした「マットジーンズブルーメタリック」を新採用。1色のみの設定となります。

価格(税込)は、ゴールドウイング ツアーが346万5000円、ゴールドウイングが294万8000円です。

(文:平塚 直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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