マツダ・ボンゴブローニイバンに2.8Lディーゼル仕様(2WD)を設定

■高い動力性能と環境性能を備えたディーゼル仕様を追加

2019年に約9年ぶりに復活したマツダボンゴブローニイバンは、トヨタ・ハイエースのOEM版です。

スタンダードモデルの「DX」、上級グレードの「GL」が展開されています。なお、2020年の一部改良では、全車に「インテリジェントクリアランスソナー/パーキングサポートブレーキ(静止物)」が搭載され、「サポカーS・ワイド」に対応しています。

マツダ・ボンゴブローニイバン
一部改良で2.8Lディーゼル仕様が追加された

2021年8月24日、ボンゴブローニイバンが一部改良を受けました。2WDに2.8Lディーゼルエンジンモデルが登場しています。

同ディーゼルエンジンは、最高出力111kW(151PS)/3600rpm・最大トルク300Nm/1000~3400rpmというスペックで、WLTCモード燃費は11.3km/L。「平成30年排出ガス規制」を達成するとともに、「平成27年度燃費基準+15%」を達成し、自動車税(環境性能割)は非課税、エコカー減税対応レベル(重量税)が免税になる利点があります。

コモンレール式燃料噴射システムや空冷式インタークーラー付ターボチャージャーを備えています。排気量を抑えながら高い動力性能と燃費を両立したエンジンで、2WDに搭載されたことで、選択肢が拡大しています。

価格帯は、253万2200円~371万300円となっています。

塚田 勝弘

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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