「GRMNヤリス」が再びニュルに降臨! ヤリスの最強モデルプロトタイプをキャッチ

■フロントフェンダーには通気孔を隠す黒いテープ、300psオーバーか

トヨタは現在、コンパクトハッチ「ヤリス」の高性能モデル「GRヤリス」をラインアップしていますが、トラックに焦点をあてたハードコア「GRMN ヤリス」と思われる最新プロトタイプをカメラが捉えました。

トヨタ ヤリス_002
トヨタ ヤリス GRMN 開発車両

2020年10月にもGRMNらしきプロトタイプを捉えました。そのプロトタイプは、GRヤリスよりもボディがローダウンされ、カーボンらしきルーフをはじめ、フロントバンパー両サイドにウィングレット、フェンダーに巨大エアアウトレット、大型リアスポイラーなど過激なエアロパーツが装備されていました。

トヨタ ヤリス_009
トヨタ ヤリス GRMN 開発車両

しかし、最新プロトタイプではそれらを排除、一見ベースモデルとなるGRヤリスと変わりはないようですが、フロントフェンダーには通気孔を隠す黒いテープが貼られているほか、後部ではセンサーを装着。

そしてなにより、ナンバープレート「6001」が2020年に撮影された車両と同一であることから、同じプロトタイプによる複数のボディパーツで開発が進められていることがわかります。

ベースとなるGRヤリスのパワートレインは、1.6リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力272psを発揮します。一方GRMNヤリスでは、同エンジンをブーストアップ、最高出力は300psオーバーが予想され、「GR-Four」全輪駆動システムを維持、両方の車軸にはオプションの「トルセンLSD」トルセンリミッドスリットデフが用意されます。

世界に衝撃を与えるであろうGRMNヤリスデビューは、2022年内と噂されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる