氷上、雪上性能を高めた最新世代のYOKOHAMAスタッドレスタイヤ「iceGUARD 7(IG70)」が9月1日から発売

■YOKOHAMAスタッドレスタイヤ史上最大の接地面積、溝エッジ量を実現した専用パターンを開発

横浜ゴムは、2021年7月29日に乗用車用スタッドレスタイヤの新商品「iceGUARD 7(アイスガード セブン)」を9月1日より順次発売します。「アイスガード セブン」は愛称で、製品名は「アイスガード IG70(アイジー ナナジュウ)」。発売サイズは245/40R20 95Q~155/65R13 73Qの全89サイズで、価格はオープンです。

ヨコハマタイヤアイスガード セブン
最新世代のYOKOHAMAスタッドレスタイヤ「iceGUARD 7(IG70)」が発売

「アイスガード セブン(IG70)」は、ヨコハマタイヤの第7世代の新商品です。「アイスガード」の身上である氷上性能をさらに向上。また、雪上性能も進化し、従来品の「アイスガード シックス」で高い評価されているという性能持続性も兼ね備えているそう。

トレッドパターンは、同社の新たな開発アプローチである「接地とエッジの両立技術」によって、YOKOHAMAスタッドレスタイヤ史上最大の接地面積、溝エッジ量を実現した専用パターンが開発されています。「マルチベルトブロックEX」「コレクティブビッグブロックEX」などにより、接地面積の拡大とブロック剛性の向上を実現することで、氷上性能を向上させています。

ヨコハマタイヤ アイスガード セブン
アイスガード史上最大の接地面積とブロック剛性を実現

また、「マルチダイアゴナルグルーブ」「トリプルライトニンググルーブ」の採用により、溝エッジ量が増大し、優れた雪上性能を発揮します。ほかにも、50%摩耗時にサイプが太くなる新形状の「クワトロピラミッド グロウンサイプ」により、使用後期まで氷上性能をキープ。

さらに、新開発となる「ダブルエッジマイクログルーブ」により、装着初期の氷上性能も高めるなど、最新世代にふさわしい進化が盛り込まれています。

コンパウンドは、「アイスガード セブン」専用の「ウルトラ吸水ゴム」が開発されています。実績のある「新マイクロ吸水バルーン」に加えて、新採用となる「吸水スーパーゲル」が、氷上で滑る原因になる氷表面の水膜を素早く吸水。

ヨコハマタイヤ  アイスガード セブン
アイスガード史上最大のエッジ量を達成

加えて、こちらも新採用の「ホワイトポリマーII」によってシリカを均一に分散。ゴムがしなやかになり、氷へ密着します。ほかにも、新採用の「マイクロエッジスティック」が氷や雪を噛むエッジ効果を発揮。また、実績のある「オレンジオイルS」がゴムのしなやかさを維持する劣化抑制効果を発揮するそうです。

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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