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■まるで別のグレード? カタログモデルにはない魅力を独自に表現
ホンダの純正アクセサリーパーツや、運動性能を専用開発によって高めた「modulo X」シリーズなどのデザイン、開発、販売を行うホンダアクセス。
なかでも新型車の登場と同時に発表される同社の純正アクセサリーは、カタログモデルにはない魅力を別アプローチで提案。私たちユーザーが純正パーツという安心感とともに、自分らしい仕様を楽しむことができることから、幅広い世代に人気です。
●サイズ小さめのHマークを採用! 自分だけの仕様が作れる2つのスタイル
新型ヴェゼルには60種類以上のアクセサリーパーツが用意されているのだとか。
ガラッと変身を遂げたベースモデルのスタイルも新鮮ではあるものの、アクセスでも「セルフ エクスプレッション」をコンセプトに、「アーバンスタイル」と「カジュアルスタイル」の2つのスタイルを提案。
外装パーツをフルに装着するご覧のようなコンプリートカー仕上げにするもよし、一部だけパーツを変更して自分だけの仕様に仕上げるもよし。新型ヴェゼルを自分らしく“エクスプレッション”=表現できるエクステリア/インテリアパーツがそろっています。
なかでも今後、ヴェゼルの“アクセス顔”と呼ばれるであろう新顔の中心的存在となるフロントグリルがやはり印象的。ベースモデルはまるで大きなバンパーの中央に、等間隔の横溝を掘ったようなグリルが採用されています。それはバンパーとグリルの境界のないような錯覚すら抱く水平基調のデザイン。
一方、アクセスはしっかりと輪郭を描き、そのなかは従来モデルを少し意識したメッシュ系パターンをチョイス。規則性を持った短いルーバーのようなメッキパーツがアクセントとなるディテールへのこだわりも感じられます。
艶感とマット感の絶妙な調整がそれぞれの顔をいずれも堂々とオシャレに、もしくはカッコ良く仕上げています。グリルの三次元的な立体感も質感高く表現。果たして、2タイプのいずれも大人っぽくアーバンさやカジュアルさを演出しているといえそうです。
「ベース車の顔が街中でたくさん走るようになると、新型のデザインがいっそう支持され、定着していくのでしょう。しかし1~2割の方は従来のハニカムグリルが良いと、こちらを選ぶだろうと睨んでいます。デザインを企画する最初の段階でハニカムグリルを採用することは決めていました。こうしてベースにない魅力を表現できるのは本田技研工業の隣で開発をすることができるからなんです」とエンジニアの田村さん。
そんなグリルに配置されるH(ホンダ)マークはベースモデルよりも小ぶりなサイズが採用されています。個性的なグリルをより力強さとともに演出したかったのだとか。間違い(違い)探しクイズをしても気づかぬほど違和感がないのは、大きなHマークのベース車も小ぶりなこちらも同じ。デザインの妙、それも楽しい。
●色使いが素晴らしい「カジュアルスタイル」のエクステリア
ここにご紹介するのは「カジュアルスタイル」。特徴は外装パーツの形状のみならず、それらに採用されている“グロッシーカッパー・メタリックガーニッシュ”と“プレミアムアガットブラウン・パール”の二色の“色”も、このスタイルを魅力的に引き立てる重要な要素になっていました。
専用デザインのフロントグリルやフロント/リアのロアースカート、サイド/リアのロアーガーニッシュ、ドアミラーカバーなどにそれらは採用されています。それはどちらか一色のパーツもあれば、一見バンパー下を薄く縁取っているように見えるフロントロアースカートでは、それら二色を重ねて使い、ブラックも差し色に使うという懲りよう。
立体的なパーツの造形はさらに陰影を強め、ロアースカートの存在感をさり気なくも質感高く演出しています。
ちなみにこの2色、マット仕上げながら華やかで上品な発色が良く、ヴェゼルのカタログ色であるプレミアムサンライトホワイト・パールホワイトのボディとの肌馴染みもいい。エンジニアの田村さんもこのホワイト色との相性が良いと推奨されていましたが、もちろんどんなボディカラーに合わせて選ぶことも自由です。
他にもテールゲートスポイラーやリアコンビガーニッシュ、そして新型ヴェゼル用にデザインされたという18インチのアルミホイールなども用意されています。
リアコンビガーニッシュはベースモデルが左右のテールレンズを同素材(クリア系の樹脂)で繋いでいるのに対し、アクセス仕様ではボディ色に変更。これまたベース車と異なるこのテイストがさり気ないようで、その違いがわかるとぜんぜん印象が変わるのがわかるもの。スッキリとしたリアビューを演出しています。
●本田技研と開発コンセプトを共有。ヴェゼルの魅力をいっそう引き出す
インテリアではイルミネーションアイテムも豊富。ちょっと光アイテムを取り入れるだけで夜間のドライブの気分も変わるもの。シフトレバーまわりのセンターコンソールを縁取るLEDライトやフットライト、サイドドアガーニッシュ(VEZELロゴ入り)、インナーロアハンドル&ドアポケットでも選ぶことができます。
個人的にはドリンクホルダーマット(VEZELロゴ入り)のような、ベース車にない実用アイテムも嬉しいのではないかと思いました。
ドリンクを置く“底”の安定感はもちろん、キーホルダーなどをちょっと入れておく際にカラコロ音をさせずに済みます。100均で滑り止めを買うのも良いけれど、ちょっとこだわるだけでヴェゼルへの愛着も変わるというものではないでしょうか。
ホンダアクセスのパーツ開発は、本田技研工業と車両の開発コンセプトを共有し、ホンダアクセスのパーツをどう目立たせるか、魅力的に見せるか、またホンダ車をどう魅力的に引き立てるのかを常に考えているそうです。
その点ではここでは見映え系デザインパーツを主に紹介しましたが、約60種類あるという製品にはHONDA CONNECT対応のナビゲーションシステムや、それらに付随するカメラ、ドラレコなど運転サポート製品や、ヴェゼルの特徴でもある収納力&アレンジを安心して活用できるラゲッジトレーなどもラインナップされています。
新型ヴェゼルを購入検討する際にはベース車のカタログ(Webサイト)だけでなく、純正アクセサリーパーツのカタログも並べて比べて見てみることをおすすめします。
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