攻めてるランドローバー・ディフェンダーに清水和夫が思わず「コイツはオフェンダー!なんちゃって(汗)」【SYE_X】

■長い歴史の中、硬派に使われ続けるディフェンダーは、フィリップ殿下の霊柩車としても使われる

●オヤジギャグまで飛び出るほどご機嫌になる新ディフェンダー「欲しくなっちゃう!」by清水和夫

ディフェンダー
ディフェンダーの清水和夫試乗動画を視て!

チャラ系…あ、失礼! 都会派SUVとは一線を画す、硬派なクロスカントリーとして人気のランドローバーディフェンダー。その歴史は1948年「ランドローバー・シリーズI」を起源とし、「ディフェンダー」の名前が付けられたのは1990年。その後、衝突安全基準や排ガス規制対応が困難となったことなどで2016年に初代ディフェンダーは生産が終了しました。

が、2019年、フランクフルト・モーターショーにて新型が発表され、日本では2019年11月にローンチエディションの予約を開始。ほぼ瞬間に完売(予約)となるほどコアなファンを喜ばせてくれました。

TD5 130
フィリップ殿下ご葬儀時の霊柩車として使用されるディフェンダーTD5 130(画像はAP通信より配信された動画をスクリーンショットしたものです)。

そうそう。過日亡くなられた、イギリス・エディンバラ公フィリップ殿下ご自身が特別仕様として手を加えられたTD5 130(旧型ディーゼル)が、フィリップ殿下ご葬儀時の霊柩車として使われることも、最近のディフェンダーの話題ですね(画像はAP通信より配信された動画をスクリーンショットしたものです)。

●最強アルミボディの高剛性はポルシェ911にも負けていない!

ディフェンダー
清水和夫さん、雪上試乗でラリースト魂に火がついた!?

そんな硬派なディフェンダー110に乗り、長野県・白馬まで「遠足!」を楽しんでいる、国際モータージャーナリスト・清水和夫さん。動画を見ると、その冒頭で渾身の一言を放っています。

清水和夫
試乗しちゃったら欲しくなるね! 買うならディーゼルかな~。

「ディフェンダーはイギリスの軍用車として作られた経緯があり、“防衛”という意味のディフェンスからディフェンダーと名付けられたんだけど、今日乗った感じはディフェンダーじゃないな。攻めまくっている! だから“オフェンダー!”なんちゃって!!…面白くない? ウフフ~ッ!」(清水)

清水さん、今日も絶好調です!(同乗スタッフは失笑ですけど!笑)

ディフェンダー
新型は洗練されたデザインになりましたが、やはり軍用使用としての武骨さもあります。

そんな清水さん、現在の愛車はレンジローバー。「15万kmノントラブル!」と、大のお気に入りです。あ、でも、マツダMX-30EV試乗記事で暴露?した『フロントガラスをシャッターにぶつけて破損事件』は、マイカーのレンジローバーのことです(笑)。

ディフェンダー
攻めてるこいつはディフェンダーじゃなくオフェンダー!?

「ポルシェ同等のボディ剛性」「世界で一番のアルミ技術とノウハウを持っているのは、ジャガー・ランドローバー社!」と絶賛している最強アルミボディの話、「試乗しちゃうとディフェンダー、欲しくなる!」というディフェンダーLOVEの想いなど、清水節で語られるディフェンダー試乗の続きは動画で!

(試乗インプレッション:清水 和夫/動画:StartYourEnginesX/アシスト:永光 やすの

ディフェンダーの主なスペック
ディフェンダーの主なスペック

◼️SPECIFICATIONS
車名:ランドローバー  レンジローバー ディフェンダー 110 P300
全長×全幅×全高:4945×1995×1970mm
ホイールベース:3020mm
トレッド(前/後):1700mm/1685mm
車両重量:2240kg(5シート)/2280kg(5+2シート)
最小回転半径:6.1m
エンジン:直列4気筒DOHCターボ
総排気量:1995cc
ボア×ストローク:83.0mm×92.2mm
最高出力:221kW(300ps)/5500rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgm)/2000rpm
燃料:無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク容量:90L
燃費  WLTCモード:8.3km/L
駆動方式:4WD
トランスミッション:電子制御8速AT
サスペンション(前/後):ダブルウイッシュボーン/マルチリンク(※電子制御エアサスペンション)
ブレーキ(前/後共):ベンチレーテッドディスク
車両本体価格(税込):
DEFENDER 110 P300 6,190,000円〜
DEFENDER 110 S P300 6,920,000円〜
DEFENDER 110 SE P300 7,380,000円〜
DEFENDER 110 FIRST EDITION  8,260,000円〜

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【関連リンク】

StartYourEnginesX
https://www.youtube.com/user/StartYourEnginesX

この記事の著者

清水和夫 近影

清水和夫

1954年生まれ東京出身/武蔵工業大学電子通信工学科卒業。1972年のラリーデビュー以来、スーパー耐久やGT選手権など国内外の耐久レースに参加する一方、国際自動車ジャーナリストとして活動。
自動車の運動理論・安全技術・環境技術などを中心に多方面のメディアで執筆し、TV番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレーターとして多数の出演経験を持つ。clicccarでは自身のYouTubeチャンネル『StartYourEnginesX』でも公開している試乗インプレッションや書下ろしブログなどを執筆。
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