「すぐ寝てしまうお客様が増えた印象」ハイヤー運転手がプロ目線で新しいグッドイヤーミニバン専用タイヤ「エフィシェントグリップRVF02」を評価!

■ハイヤー運転手がチェック! エフィシェントグリップRVF02ユーザーインタビュー

●静粛性やライフ性能を大幅に向上したミニバン専用タイヤ

開進交通イメージ
東京都板橋区に本社を構える開進交通は数台のアルファードをハイヤー用として所有している

2021年3月からデリバリーが始まったグッドイヤーの新しいミニバン専用タイヤ「エフィシェントグリップRVF02」は、ミニバンユーザーが求める快適性を追求。さまざまなシチュエーションで快適なドライブを手に入れられるだけでなく、ロングライフ性能も向上。これらを高次元で両立することで、快適で長持ちするミニバン用エコタイヤとして、早くも注目を浴びています。

エフィシェントグリップRVF02パタン
基本は4本のストレートグルーブを持つ5リブパターンを採用するエフィシェントグリップRVF02。ただし、タイヤ幅175以下は3本グルーブとなる

ミニバンというとファミリー向け乗り物と考えがちですが、企業の役員車、ハイヤーやホテルなどの送迎用車両としても広く使われています。以前の高級セダンに取って代わったジャンルとも言えます。

そこで今回、東京・板橋区のタクシー&ハイヤー会社「開進交通」がハイヤーとして使用しているアルファード・エグゼクティブラウンジに「エフィシェントグリップRVF02」を装着してもらい、そのハイヤー運転手であるプロドライバーにしっかりとフィーリングをチェックしてもらいました。

今回のインタビューに対応していただいたのは、開進交通でハイヤーのドライバーを務める渋谷信さん。ドライバー歴は8年で、ハイヤーを担当してからすでに4年が経過しているというベテラン。さらに現在は運行管理者も務めていらっしゃいます。

●乗務歴8年のプロの運転手さんの評価は?

エフィシェントグリップRVF02装着状態
ミニバン専用タイヤとして2021年3月に発売された「エフィシェントグリップRVF02」。アルファードに装着したサイズは225/60R17

諸星:まず、このエフィシェントグリップRVF02で運転した第一印象を教えて下さい。

開進交通渋谷氏
最初に乗ったときからその安定性に感心したという開進交通の渋谷氏

渋谷:最初に感じたのは安定感があるな、ということでした。アルファードはクルマそのものの安定感が高く、それまでのノーマルタイヤのフィーリングとは違っていて、しっかりとした安定感を感じました。

諸星:ハイヤー用のタイヤにとって安定感は大切なものなのでしょうか?

渋谷:はい。とても大切で、フラフラしたような動きがあると、お客様が不安に感じてしまいますので。ドライバーはそうならないように気をつかって運転しますが、タイヤの性能が悪いとどうしてもフラつきが生じてしまいます。それと、フラフラしないように運転するのはすごく疲れるもの。普通にハンドルを握っているだけで、ビシッとした安定感があるのはとても安心できますし、疲労も少なくなります。

エフィシェントグリップRVF02走りイメージ
ストレスのない走りは疲労も少なくなるという

諸星:私がテストコースで試乗したとき、あえて急ハンドルを切ったときの安定感も高く感じました。そういった印象を受けることはありましたか?

渋谷:それほどの急ハンドルではありませんが、路上に落ちていた障害物を避けるためにハンドルを切ったときもタイヤがよれるような感覚がなく、引き締まった感じを受けました。そうしたとっさの動きでも安定感が高いのは安心できますね。お客様がお乗りになっているときに、もしものことがあってはならないので、こうした場面でクルマが正確に動いてくれるのは安心です。

諸星:先ほど私も後席に乗せていただきましたが、とても乗り心地がいい印象です。お客様の評判もよかったのではないですか?

渋谷:そうだと思います。「乗り心地がいい」と口にされるお客様は少ないですが、このタイヤに換えてから寝てしまうかたが多くなったと感じています。走り出してしばらくすると、皆さんあっという間に寝られてしまいます。それだけ静かで乗り心地がいいのだろうなと私は感じています。

開進交通渋谷氏 インカー
快適な乗り心地で、すぐに寝てしまうお客様も多いとのこと

諸星:道路上に描かれたゼブラ模様の段差などで、けっこうしっかりした乗り心地だと思いました。渋谷さんはいかがでしたか?

渋谷:私もそう感じました。さすがに振動がまったくないわけではありませんが、上手に消しているという印象があります。段差乗り越えなどで、けっこう大きな音が出るところでも、小さくなっている印象があります。音や振動はじつは疲労の元になります。走って安定感がないのも同じように疲労の元。私どもの仕事は、毎回の走行距離が長いので、そういったものは極力排除したいのです。疲れず、気を遣わずに運転できれば、それだけ接客に労力や気を回せることになるので、乗務の質も向上します。

諸星:こうした総合性能を考えると「エフィシェントグリップRVF02」はハイヤー用のタイヤとしてはかなり優れているといえますね。

エフィシェントグリップRVF02走り2
音や振動などもかなり抑えられていて、快適に乗ることができると渋谷氏は語る

渋谷:そうだと思います。減りは少ない印象で、今までの経験からいうと摩耗が進んでいった時の印象もいいはずだと予想します。私どもにとってタイヤの摩耗性能はとても大切。その部分もしっかりしているのが「エフィシェントグリップRVF02」の魅力だと思います。給油量も少なくなって、燃費も以前のタイヤより良好な感じがします。

諸星:まさにハイヤーやタクシーにはピッタリですね。雨天は運転されましたか?

渋谷:私は運転していませんが、東京の先日の豪雨(編集部注:2021年3月13日の豪雨)に乗務していたドライバーの話では、かなり深い水たまりでも安定していて安心感が持てたと言っていました。

諸星:まさに総合性能が高いタイヤというわけですね。そういえば、開進交通さんはタクシーにしてもハイヤーにしても、タイヤを交換する際は普段からグッドイヤーをお使いになっていると聞きました。それはどうしてなのですか?

エフィシェントグリップRVF02と渋谷氏
すべての性能について、非常に高い評価を下した開進交通の渋谷氏
サイズリスト
13インチから20インチまで豊富なラインアップを誇るエフィシェントグリップRVF02

渋谷:社長の広村が言うには、グッドイヤーが一番バランスがいいからとのことでした。乗り心地や安心感といった、乗ったときの性能はもちろん、価格と長持ち性能のバランスがいいとのこと。当社の場合は、夏タイヤもスタッドレスタイヤもグッドイヤーを使用しています。

諸星:グッドイヤーのこだわりが分かるお話ですね。今日はいろいろ貴重なお話ありがとうございました。

今回の取材を通して「エフィシェントグリップRVF02」の実力の高さをまざまざと感じることができました。お客様を安心、安全に運ばなくてはならないハイヤーやタクシーで信頼を受けているということは、その実力がかなり高いものであることは間違いないでしょう。そして、そうした信頼性を持つタイヤを一般の方々が使うことで、快適で安心、安全なドライブを行えることは言うまでもありません。

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●グッドイヤー「エフィシェントグリップRVF02」は走りに加えエコと静かさ、乗り心地を高バランスで結実

エフィシェントグリップRVF02パターンノイズ解説
ショルダーピッチ数を増やすとともに最低配置を行うことで14%もの低音化に成功
エフィシェントグリップRVF02ロードノイズ解説
がたつきのあった接地形状を滑らかにすることで、ロードノイズを9%低減している

「エフィシェントグリップRVF02」はイーグルRV-Fの後継として登場したミニバン専用タイヤ。グッドイヤーのなかでも、イーグルは走り重視のブランド、エフィシェントグリップは経済性重視のブランドですが、イーグルからエフィシェントグリップへのモデルチェンジは、ミニバン向けタイヤの要件が、走りからエコへシフトしたことを意味します。

エフィシェントグリップRVF02 突起乗り越し解説
トレッドの内部構造の最適化やサイドウォールのしなやかさによって、突起乗り越し性能を8%向上。乗り心地のいいタイヤを実現している

とはいえ、従来から持っていた優れた走りの性能は変わらず、それに加えて、ミニバンユーザーが求める性能を大きく向上させています。パターンノイズについては14%、ロードノイズについては9%、突起乗り越し性能については8%向上。さらに驚くべきはライフ性能。「エフィシェントグリップRVF02」のライフ性能はイーグルRV-Fに比べて22%も向上。また転がり抵抗も12%も小さくなり、燃費向上に一役買っています。

筆者は、2021年1月に富士スピードウェイに併設されるトヨタの交通安全センター モビリタにて、アルファードに装着した「エフィシェントグリップRVF02」の試乗を行いました。

その際は、きつめのコーナーを回ったり、設定速度でのクリアがギリギリのスラロームにチャレンジしたり、ヘビーウエットの状態でのコーナリングを試したりと限界に近い試乗を行い、いざというときの安全性まで確認をしています。

エフィシェントグリップRVF02ライフ性能
接地圧を均一にすることで摩耗を抑制。摩耗時も新品時同様のパターンを維持することで、性能ダウンを最小限に抑えている
エフィシェントグリップRVF02燃費
トレッドのゴムに配合するシリカのサイズを小さくすることなどで、発熱を抑えて転がり抵抗を低減。燃費向上につなげている

また、かなり段差のキツい波状路走行では、突起乗り越し時の入力を上手にいなして乗員に伝わるショックを最小限に抑えていることや、外乱によって姿勢を崩さないことなどもチェック。今回は一般道でハイヤーの運転手さんがどう感じたかをお伝えしたことで、さまざまなシチュエーションでのフィーリングが伝わったと思っています。

(まとめ:諸星 陽一/写真:平野 学)

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この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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