トヨタRAV4よりコンパクト。キア「スポーテージ」次期型がニュルで高速テスト!

■初代では、マツダ「ボンゴ」とコンポーネントを共有、次期型ではツーソンと兄弟に

ヒュンダイが販売するコンパクト・クロスオーバーSUV、「スポーテージ」次期型の最新プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを開始しました。

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キア スポーテージ 次期型プロトタイプ

初代では、マツダ「ボンゴ」とコンポーネントを共有していましたが、2010年に発売された第3世代からはヒュンダイ「ツーソン」とアーキテクチャを共有、次期型では、ツーソンプラットフォームのバリエーションに乗る予定です。新型では、現行型より全長、全幅、全高が拡大・延長されると思われますが、トヨタ「RAV4」新型と比較するとコンパクトに見えます。

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キア スポーテージ 次期型プロトタイプ

エクステリアは、現行型よりポンプアップされたフェンダー、ツーソンと共有するホイールを備えているほか、より角度のあるヘッドライトの一部が露出、現行型より下部に移動されていることがわかります。

パワートレインでは、1.6リットルガソリンターボエンジン+電気モーター、および13.8kWhバッテリーパック搭載を搭載するPHEVの設定に期待がかかり、ツーソン同様にEV走行は45km(28マイル)の走行が可能となります。そのほか、マイルドハイブリッド、ハイブリッドなどのラインアップとあわせ、電動化が強化されそうです。

トランスミッションオプションは、6速インテリジェントマニュアル(iMT)と7速デュアルクラッチオートマチックが設定されます。

スポーテージ次世代型は2021年4月、韓国でのデビューが予想され、その後欧州、北米と展開することになるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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