野山へGO!幅広いモデルに装着できるプジョー純正「エアフレームカーサイドタープ」が登場

■金属フレームを使わず楽に設営、撤収が可能で、収納時のサイズもコンパクト

プジョーに新たに加わったMPVであるRIFTER(リフター)は、シトロエン・ベルランゴとデザインや全高が異なり、よりクロスオーバーテイストが色濃くなっています。街中はもちろん、キャンプなどのアウトドアやウインタースポーツ、マリンスポーツなどの趣味を持つ独身の方やファミリーまで、幅広いニーズに応えてくれるはずです。

そんな中、Groupe PSA Japanは、2020年12月3日から「プジョー」ブランドの純正カーサイドタープを発売しました。

プジョー・リフター
プジョー・リフターの純正「エアフレームカーサイドタープ」

これは、カタログモデルが発売されたRIFTER(リフター)に対応する日本独自企画の純正エアフレームカーサイドタープで、全国のプジョー正規ディーラーで購入できるアイテムです。Groupe PSA Japanが独自に企画したプジョー純正アクセサリーのエアフレームカーサイドタープは、独自のエアチューブ構造フレームを採用。付属のダブルアクションフロアエアポンプで空気を注入するだけで、強固な自立型タープが完成します。一般的なカーサイドタープとは異なり、金属フレームを使っていないため、設営、撤収が素早く行える点が大きな特徴。

プジョー・リフター
サイドに装着された純正「エアフレームカーサイドタープ」

なお、同アイテムはタープですのでテントとは異なり、リビングとしての使用が想定されています。タープ設営時のサイズは、底面サイズが約2500mm×2500mm、高さが約1800mm。タープは複数のベルトで固定され、接合部車体下部にはカバーシートが付属するため、外気の侵入を緩和できます。こちらのカーサイドタープは、リフターのサイドスライドドアにぴったりとフィットするように設計されています。また、左右サイドスライドドアのみならず、リヤゲートに取付けることも可能。カーサイドタープ展開時の駐車スペースや荷物の出し入れなどユーザーの都合と好みにあわせた活用ができるように配慮されています。

プジョー・リフター
リヤに付けた純正「エアフレームカーサイドタープ」

付属するのは、専用収納袋、手動式エアポンプ(1式)、ペグ(20本)、ロープ(3.5m×2本)、雨天用テンションロープ、コネクションカバー&シート(1式)、補修キット(パッチ、接着剤、リペアシート)、エンブレム。タープ素材はポリエステル65D、表面にはUVカット+撥水加工が施されています。また、生地はファブリックで、生地内面にPUコーティングが施され、耐水圧は3000mm。

また、エアフレーム構造で金属フレームを持たないことにより、収納時もコンパクトで、付属の収納バッグに入れた際のサイズはわずか約340mm×340mm×530mm、重量約9.2kgとなっています。アウトドアや各種アクティビティで気になる収納スペースへの影響も少なくすみそう。

なお、サイズなどを確認してマッチすれば、セダンやクーペをのぞく他社のモデルでも使用できるとのことです。テントも張ってタープも張ると、結構時間がかかるものですが、こちらを使えば楽にタープが張れますし、雨天時の荷物置き場としても十分に使えそう。何より、設置時のデザインや高い使い勝手などにより、アウトドアライフをよりアクティブに楽しめるようになるのが魅力。

なお、リフターに適合するように設計されていますが、接合部分は汎用性があり、SUV 3008、SUV 5008、SUV 2008(先代含む)のほか、208(先代モデル含む)、308(ハッチバック)、308 SW(ステーションワゴン)、508 SW(ステーションワゴン)などでも利用できるそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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