日産「GT‐R」のモデルチェンジが始動!? 新型はハイブリッド化で燃費も向上か?

■次期「GT-R」はアシストモーター追加で電動化

ピュアEV「アリア(ARIA)」や、新型「フェアレディZ」プロトタイプ公開で勢いづく日産自動車ですが、この両車は同社が今後2021年12月までの間にグローバルで投入を予定している12車種「A to Z」の「A」と「Z」にあたります。

これまで海外市場への新車投入を優先して来ましたが、両車についてはホームベースである日本から世界に向けてワールドプレミアしたことにより、国内市場においても新たな印象付けに成功しているようです。

日産「GT-R」のエクステリア(現行モデル)

そうしたなか、各種情報によると、デビューから13年が経過した「GT-R」についても、モデルチェンジに向けた動きがあるようです。

2007年12月に登場した現行モデル「R35型」の全長×全幅×全高はそれぞれ4,710×1,895×1,370mm、ホイールベースは2,780mmで、車両重量は1,760kg。搭載されるVR38DETT型エンジンは3.8L V6 DOHC仕様で570ps/65.0kgmを発生します(NISMO仕様は600ps/66.5kgm)。

日産「GT-R」のインテリア(現行モデル)

世界のハイパフォーマンスカーと比較しても、抜きん出た走りを見せる同車ですが、今回のモデルチェンジではCAFE対応を機にアシストモーターを追加。マイルドハイブリッド化することで、発進時の燃料消費を抑制する模様。

現行モデルの長所を引き継ぐビッグマイナーチェンジとなるようで、フロントマスクやリヤ廻り、インテリアなど、内外装を一新することで、あたかもフルモデルチェンジ並みの変貌を遂げるようです。

新型デビューは最短で2023年末となりそうで、今後の動向が注目されます。

Avanti Yasunori/画像&動画:NISSAN)

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日産GT-R
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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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