ミシュランがクラシックカー向けタイヤ・MICHELIN XAS FFに145HR13 TL 74を新設定

■デビュー当時の乗り味を再現するクラシックカータイヤ

近年、日本でクラシックカー向けのタイヤにとくに注力しているのが、ミシュランタイヤやヨコハマタイヤです。

最近のタイヤは、タイヤ幅(断面幅)がワイドになり大径化も進んでいます。ミシュランタイヤでは、タイヤサイズ、トレッドパターン、扁平率を当時のモデルのまま再現することで、当時の乗り味を味わえるようなクラシックカー向けタイヤをリリースしています。

タイヤサイズやトレッドパターンなどが変わってしまうと乗り心地やハンドリングへの影響が大きく、デビュー時の味わいを大切にするユーザーに支持されています。

ミシュラン
クラシックカータイヤの「MICHELIN XAS FF」に、「145HR13 TL 74」サイズを設定

日本ミシュランタイヤは、クラシックカー向けタイヤの「MICHELIN XAS FF」の新サイズを2020年9月1日から発売するとアナウンスしました。サイズは145HR13 TL 74Hの1種類で、価格はオープン。

1965年に販売された「MICHELIN XAS」は、トレッドデザインに非対称パターンを採用することでグリップ性能とハンドリング性能を両立。最高速度は時速210Km(速度記号は「H」)に設定されていて、当時の量産タイヤとしては先進的だったそうです。

こうした高性能により、発売当初から1つの基準タイヤとして認知され、世界中のさまざまな車両に装着されてきた歴史があります。現在、同社では、ミシュランクラシックタイヤを象徴する製品として生産、販売が続けられていて「MICHELIN XAS FF」は、XASの高い基本性能をそのままに、トレッドにレース専用のスペシャルコンパウンドを採用。1968年に開催されたレース「Formula France(フォーミュラ・フランス)」で初めて使用されたタイヤだそう。

なお、タイヤ名のFFは「Formula France」に由来しており、駆動方式の「FF向け」ということではありません。

それ以後、性能の高さと対応範囲の広さからサーキットだけでなく、ラリーやヒルクライムなど様々なレースで活躍。今回、新サイズを追加することで、より幅広い車種に装着できるようになるだけでなく、昨今よくみられるチューブレスホイールにも対応した仕様に変更(なお、チューブタイプへの装着の際は、ミシュランチューブ「13CG13」を適用)。

先述したように、多くのクラシックカーファンに当時の走り、乗り心地を提供することが可能になったとしています。新サイズ「145HR13TL 74H」の追加により選択肢が拡大し、ニッチではあるものの、クラシックカー愛好家のニーズに応える構えです。

(塚田勝弘)

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