■国産コンパクトカー唯一の白レザーシート基調がスタイリッシュ
デミオ改め、MAZDA2を名乗ってから初となる特別仕様車「White Comfort(ホワイト コンフォート)」が発売されました。
以前お伝えしたように、MAZDA2はデミオからのフェイスリフトだけでなく、シートやサスペンションシステムなどに新世代商品の車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の考え方が採用されていて、乗り心地の改善なども実感できます。
さらに、高速走行時の操縦安定性をさらに高める「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC プラス)」も搭載されるなど、フットワークも磨かれています。
●MAZDA2に新色の「ポリメタルグレーメタリック」を設定
今回、設定された特別仕様車「ホワイト コンフォート」は、白の本革をベースとしたインテリアが際立つ上質さが身上。マツダによると、国産コンパクトカーで白い本革基調のインテリアはないそうで、輸入車も含めてもかなりスタイリッシュな内装に仕上がっています。
かつてマツダから販売されていたベリーサが小さな高級車として根強い支持を集めていたこともあり、同特別仕様車には、こうしたニーズを掴む役割も期待されていそう。
「ホワイト コンフォート」は最上級機種の「L Package」がベースになります。白い本革と「グランリュクス」と呼ばれるスエード調の人工皮革をはじめ、メランジ調クロス素材が組み合わせたシート生地が用意されています。
メランジ調とは、フランス語のMELANGE(混合するという意味)が由来で、アパレル業界などで使われています。本来、2色以上の霜降り糸が使われた織物や編み物を指し、現在は生地段階で同様のミックス調の色に染めたものなども含むそうです。
同特別仕様車は、こうした異なる印象を持つカラーやマテリアルがコーディネイトされていて、現代的で心地良いインテリアに仕立てられています。
さらに、MAZDA2の全カタログモデルに、新世代商品群から新たに採用されているボディカラー「ポリメタルグレーメタリック」が加わっています。「ホワイト コンフォート」にも新色の「ポリメタルグレーメタリック」が組み合わされていて、特別仕様車らしい個性あふれるムードを演出。
なお、特別仕様車の「ホワイト コンフォート」のボディカラーは、「ポリメタルグレーメタリック」をはじめ、「ジェットブラックマイカ」「ソウルレッドクリスタルメタリック」「マシーングレープレミアムメタリック」「セラミックメタリック」「スノーフレイクホワイトパールマイカ」の6色展開となっています。
気になる価格は、1.5Lガソリン車の「15S White Comfort」のFFが216万7000円、4WDが237万6000円。1.5Lディーゼルの「XD White Comfort」のFFが249万1500円、4WDが2,700,500円です。
(塚田勝弘)
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