先代ハリアーと新型ハリアーの違いは?歴代ハリアーは多くのフォロワーを生んだシティ派SUVの先駆け【新型TOYOTA HARRIER】

■都市型SUVという市場を生み出した初代ハリアー

2020年6月頃に発売される予定の新型トヨタ・ハリアー。初代ハリアーは、1997年にシティ派SUVの先駆け的な存在として市場を切り拓き、メルセデス・ベンツMクラスやBMW X3など、欧州勢を含めた多くのフォロワーを生んでいます。都市型SUVとしては、1994年の初代RAV4など、もっと早くから出ていますが、欧州勢にも影響を与えたという意味では先駆けといえるでしょう。それまでのSUVは、主にピックアップトラックや軍用に起源を持ち、ラダーフレームを備えるオフロード系から、モノコックボディ(応力外皮構造)への転換は、現在のSUVブームにも寄与しています。

トヨタ ハリアー
初代ハリアーは1997年に登場

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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