フォルクスワーゲンの充電検索アプリ「EasyEV」がアップデートで機能を強化。「Android Auto」にも対応

■Googleマップのナビ案内や音声で充電ステーションの検索が可能に

2020年4月8日、フォルクスワーゲンは、同ブランドのEVとプラグインハイブリッド車(PHEV)の計4車種向けに2018年から提供している充電ステーション検索アプリ「EasyEV」の機能を一部アップデートしました。同日から「Android Auto」対応になり、より幅広い層に同アプリが提供されています。

フォルクスワーゲン e-ゴルフ
フォルクスワーゲン「e-ゴルフ」の外観

今回のアップデートにより、「EasyEV」の安全性と利便性がさらに向上したそう。従来はスマホなどの端末でのみ利用できましたが、今回のアップデートにより、Volkswagen純正インフォテイメントシステムのディスプレイ上に「Android Auto」を表示。「EasyEV」を接続し、車内での使用に適した画面での表示や操作ができるようになっています。

フォルクスワーゲン EasyEV
フォルクスワーゲンのEV、PHEVの充電検索アプリ「EasyEV」

これにより、充電ステーション検索も最新データに基づいた満空情報(Volkswagen充電カード会員向けの特典)もより見やすくなり、確認しやすくなっています。さらに、ボイスコントロール機能も追加され、ボタン1つで充電ステーションの検索が可能に。「Googleマップ」との連動により、指定した充電ステーションまでのナビゲーションによる案内機能も利用できるようになっています。

充電ステーション検索アプリ「EasyEV」は、今回新たに充電ステーションを目的地に設定したナビゲーション案内が可能になりました。「Android Auto」対応により「Googleマップ」に検索結果を転送し、「Googleマップ」のナビ案内が利用できます。

音声による充電ステーション検索に対応し、運転中でも安全に音声での検索ができます。また、フォルクスワーゲンのEV、PHEV車種絞込検索として、車種、年式を選択して同ブランドのEV、PHEVに最適な充電ステーションだけを表示できます。こちらも新機能です。

フォルクスワーゲン EasyEV
フォルクスワーゲンの充電検索アプリ「EasyEV」が音声検索に対応

ほかにも、正確かつ最新の充電ステーションデータを用意され、頻繁なデータ更新、写真やコメントなどの口コミ機能による最新情報の発信、共有ができます。さらに、地名、住所から検索可能で、現在地付近はもちろん、目的地や中継地周辺の充電ステーション検索に対応。検索条件、直近利用およびお気に入りのステーションリストも表示可能で、急速充電器の有無、無料、いつも使っている充電ステーションなど、条件検索やマイリストの作成ができます。

フォルクスワーゲン 充電検索アプリ EasyEV
充電検索アプリの「EasyEV」が「Googleマップ」でのナビ案内が可能に

充電ステーションの満空状況では、現在地からの距離表示24時間営業、検索先の使用状況、現在地からの距離表示などをリアルタイム情報に基づいて表示。充電終了時間お知らせ機能も用意されていて、充電開始時にタイマーをタップすると、終了時刻を表示して知らせてくれます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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