ヤリスGR4は全身アルミ&カーボン! オレの高齢者マークはどこに貼りゃいいの?《大井貴之のコレいいねぇ!その3.》【東京オートサロン2020】

■1.6Lターボで272ps、その耐久性にも興味あり!

●思った以上に見た目もカッコよくてビックリ!!

人気のクルマ系YouTubeチャンネル「クルマで遊ぼう! 大井貴之のSports Driving Labo.」で、日々、安全運転&クルマで楽しむ布教活動に心血を注ぐRacing YouTubeR・大井貴之さんが紹介する、東京オートサロン2020会場で見つけた「コレいいねぇ!」。

大井貴之さんと 廣江健一郎さん
YouTubeR大井 貴之さん(右)とDefi 廣江健一郎さん(左)。

『ポテンザRE-71RSのトレッドパターンが面白い!』『ほぉ~GT-R50 by Italdesignねぇ、まぁ1億も出しゃこんくらいはできる!?』に続き、今回はTAS会場の話題をかっさらった感のあるトヨタのヤリスGR4。さて、大井師匠はどこにその魅力を感じたのでしょうか?

同時に会場内で行われたプレスカンファレンスの様子も動画でドーゾ!

●東京オートサロン2020、話題はなんといってもヤリスGR4!

市販車になったらもっとしょぼくなるのかな?と思ったけど、そーでもなかったよね。久々に来たな!って感じ。なんとかチューニングしてそのステージに合わせようとするのではなく、競技に出ることを前提にして…というのがイイ感じだよね。

ドア=アルミ、フェンダー=アルミ、ボンネット=アルミ、リヤハッチ=アルミ、ルーフ=カーボン! コレって凄いよね。初心者マークはどこに付ければいい!? オレの高齢者マークはどこに貼ればいい!? ってことで、マグネット式はだめ。吸盤でガラス部分しかないわ。

お披露目前のヤリスGR4
東京オートサロン2020会場でお披露目されたヤリスGR4。お馴染みのダズル迷彩柄のクロスから登場したその姿とは?
ヤリスGR4プレスカンファレンス
ドーン!と出てきたヤリスGR4、思っていたよりもカッコよくない?

●アルミボディ…ぶつかったら修理代がぁ~!

競技に使うって考えたら、ヤバいね。だって当たったら大変だよ!

オレ、R32GT-Rのときにフェンダーとかやっちゃったことがあって、直すのにすげ~金かかったもん。あのクルマで本気で走りたい人は、ちゃんとそこまで考えておかないとやばいゾ、と。

1.6Lで272psってことは、相当過給もかけているだろうし、その耐久性も未知数。まぁトヨタが出してくるんだから壊れちゃうとかじゃなくて、いったいどれだけの全開時間のパフォーマンスを維持できるのか?っていうのが気になるよね。

オレのR32GT-Rのとき、RB26DETTエンジンはあっ!という間に油温が上がっちゃうから、オイルクーラーをつけないと話になんないわ!ってことになり、でもオイルクーラーどこに付けるんじゃ!って話で、NISMOがエアコンのコンデンサーのサイズを小型化して、その余ったスペースにオイルクーラーを入れるっていうのがあったんだけど…部品代だけで30万円くらいするのよ!っていうことがあって。

ヤリスGR4のお値段
ベースが396万円、ハイパフォーマンスが456万円。パーツや修理代もそれなりに…と考えたほうが良さそうですね。

そもそもベース車が400万円もするクルマだと、まぁ考えれば普通に30万円だ50万円だするパーツ代っていうのは、クルマの車両価格から考えればそのくらいになるわけで。シフトミスしてエンジンぶっ壊したら、1.6Lの272psも出しているエンジンって高いんじゃないか!? っていう話もあってね。実際は86なんかと大して変わらなかったりするカモ?だけど、ちゃんとそーいうところもチェックしないと、後で立ち行かなくなっちゃうかも…。ということも思っていてくださいネ!

ブラック塗装のホイール
ブラックに塗装されたこのホイールは、初回限定の特別仕様だそうです。

ホイールがブラック塗装だったりっていう初回特典あるんだって。まぁ、早く乗ってみたいよね。

GALも撮ります
GAL撮影は欠かさない大井貴之60歳。高齢者マークは吸盤で!

(語り:大井 貴之・Defi 廣江 健一郎/アシスト:永光 やすの/動画:クルマで遊ぼう! 大井貴之のSports Driving Labo./画像:永光 やすの)

 

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ポテンザRE-71RSのトレッドパターンが面白い!《大井貴之のコレいいねぇ!その1.》【東京オートサロン2020】
https://clicccar.com/2020/01/26/950491/

ほぉ~GT-R50 by Italdesignねぇ、まぁ1億も出しゃこんくらいはできる!?《大井貴之のコレいいねぇ!その2.》【東京オートサロン2020】
https://clicccar.com/2020/01/28/950963/

この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
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