しっかり守ってくれる「軽」、ホンダ・N-WGN【注目モデル「水瀬琴音」とドライブデート!? Vol.17】

●大切な彼女だから、事故を起こしにくいクルマに乗って欲しい

「クルマ買っちゃった。」

そんな、彼女からの突然の告白には驚いた。運転免許証を持っていたけれどクルマには興味がなかったし、そもそもクルマ好きのボクに何の相談もなく事後報告だなんて。

水瀬琴音とホンダNワゴン
運転席の水瀬琴音さん

でも、彼女が選んだクルマを聞いてちょっと安心した。それがホンダ・Nワゴンだったからだ。

水瀬琴音とホンダNワゴン
Nワゴン外観

Nワゴンは今年の夏にフルモデルチェンジして新型になったばかりのホンダの軽自動車。彼女によると「だってかわいいでしょう」というのが選択理由らしい。特に、丸いヘッドライトがクリッとした目のように気に入っている様子だ。

確かにその気持ちはわからなくもない。Nワゴンのスタイルは、新しいんだけどかつてのホンダの名車「ステップバン」にも似た懐かしい雰囲気があって、正直いうとボクも嫌いじゃない。いや、むしろけっこう好きだ。

水瀬琴音とホンダNワゴン
運転席の水瀬さん

しかし、彼女のクルマ選びでボクが安心した理由はそこではない。万が一の時に彼女を守ってくれる「安全性能」である。

まずは、プリクラッシュブレーキ(衝突軽減ブレーキ)をはじめとする先進安全運転支援システムだ。

ホンダの面白いところは、先進安全技術に関してはホンダの車種間でクルマの値段によるヒエラルキーがないところ。高級で高額なセダンであっても、Nワゴンのように軽自動車であってもシステムの充実を区別することがなく、デビューが新しいほどより高度なシステムを組み込むのがユーザー想いだ。安全技術に上下関係はない、というわけである。

Nワゴン
Nワゴンのリアビュー

だからデビューが新しいNワゴンにはホンダの中でも最新で最高峰の先進安全システムが組み込まれている。

たとえば衝突軽減ブレーキで前方を横断する自転車の検出機能は新型Nワゴン以前のホンダ車には採用がなく、新型Nワゴンから採用された技術。また夜間の歩行者認識性能も従来より高まっている。大切な彼女だから、事故を起こしにくいクルマに乗って欲しい。

さらにNワゴンは、そのさき、万が一の衝突時にも彼女をしっかりと守ってくれる。軽自動車ながら、社内試験では衝突実験における高い性能(第三者機関である自動車事故対策機構による衝突実験の最高評価と同等の性能)を確認しているという。そんな安全性の高い軽自動車だから、Nワゴンで安心したのだ。

水瀬琴音とホンダNワゴン
ハンドルを握る水瀬さん

でも、ボクが彼女の選択を正解だと思う理由は別のところにもある。それは、ハンドルにテレスコピック調整(ハンドルの前後位置を調整する機構)が組み込まれていること。その機構は軽自動車初ではない(かつて先代コペンが採用していた)けれど、一般的な軽自動車には備わっていない。だけど、運転姿勢を最適に整えるにはとても大切な機構だ。Nワゴンは、そんなテレスコピック調整機能が備わっている、現行モデルとしては唯一の軽自動車なのである。

テレスコピック調整機構を組み込むと部品のコストが跳ね上がるし、側面衝突時のドライバーの座る位置調整に対応するためにBピラーの位置を最適に整えるなど開発の手間も多く増えるという。

でも、そんなコストアップ要因を顧みずテレスコピックステアリングを採用して理想的な運転姿勢を実現することにこだわったNワゴンに、ボクは拍手を送りたい気分だ。もちろん、それを選んだ彼女にも。

水瀬琴音とホンダNワゴン
「だってかわいい」Nワゴン

そんなNワゴンに、彼女はとても似合っていると思う。<つづく>

(文:工藤貴宏/モデル:水瀬琴音/ヘア&メイク:東なつみ/写真:ダン・アオキ)

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
続きを見る
閉じる